「韓国広報専門家」を自称する誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授が、Netflixが正式に提供していない中国国内での違法配信問題を批判した。
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ソ教授は12月31日、自身のSNSで「全世界の視聴者に大きな関心を集めているNetflixシリーズ『イカゲーム2』が中国でまた違法視聴の被害に苦しんでいる。中国のコンテンツレビューサイト『豆瓣(Douban)』では、『イカゲーム2』のレビュー画面が公開前から作られており、現在6万件余りのレビューが堂々と残されている」と明らかにした。
続けて「シーズン1が公開されたときも同様だったが、中国国内では“盗み見”が今や日常化している。この行為に対して全く恥じる様子がないことにさらに驚かされる」と語った。
また、「これまで中国では韓流スターの肖像権を勝手に使用し、偽造商品を製造・販売して自国の収益構造としてきたことが大きな議論となってきた。とにかく、これからは中国当局が積極的に行動を起こすべきだ」と指摘した。
さらに、「中国当局がこれまでKコンテンツに対する違法視聴を見過ごしてきたのは事実」とし、「他国のコンテンツをまず尊重することを中国当局は学ぶべきであり、自国民の違法行為に対して徹底的な取り締まりを行わなければならない。それによってこそ自国の文化も尊重されるだろう」と付け加えた。
なお、12月26日に公開されたNetflixの新作ドラマ『イカゲーム2』は、グローバルOTT順位を集計するサイト「FlixPatrol」による視聴ランキングで、27日以降Netflix全世界TVショー部門で1位を記録している。
特に、「FlixPatrol」でNetflix視聴を集計している93カ国すべてで28日以降1位を獲得するなど、世界的なシンドロームを巻き起こし、さらに注目を集めている。
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