「前は政治色現わさなかったのに…」韓国与党議員、大統領弾劾を支持したIUに失望「悲しかった」

2024年12月23日 話題 #IU(イ・ジウン)

韓国の与党議員が、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領弾劾集会参加者を支援した女性歌手IU(アイユー/本名イ・ジウン)の行為に失望感を示した。

【写真】IUの“キスマーク”投稿

保守系与党「国民の力」のパク・ウンシク議員は12月22日、自身のフェイスブックで「IUが弾劾賛成集会を後援したという記事を見て…悲しかった。心から」と綴り、IUに言及した。

IUは去る12月13日、弾劾集会に参加するファンのために飲食料の“先払い”をしたことで注目を集めた。

当時、IUの所属事務所EDAMエンターテインメントは「寒い天気にI-KE(IUのペンライト)を持って集会に参加し、周りを明るく照らしているUAENA(IUのファンネーム)たちの凍った手が少しでも暖かくなることを願い、食べ物とカイロを準備した」とし、パン200個、飲み物200杯、餅100個、クッパ200杯などをファンのために先払いして準備したことを明らかに。事務所はこれらを食べられる汝矣島(ヨイド)内のパン屋や餅屋、クッパ屋の商号と住所を共有していた。

こうしたIUの行動が「悲しかった」と吐露したパク・ウンシク議員は、次のように綴っている。

「『Boo』『Marshmallow』を歌った頃から才能があると思ったし、『無限挑戦』でスケジュールが忙しい少女時代・ジェシカの代わりに『冷麺』を歌いに来たとき、パク・ミョンスが“あの子は誰だ。ジェシカを連れてこい”と言った無礼にも悲しみをこらえながら一生懸命やっていた姿を見てさらに応援したし、『Good Day』の3段階の高音が出るステージを見て“ついにIUが売れるんだ!”と喜んだし、作曲もして大衆にアーティストとして認められたときは感心したし、『マイ・ディア・ミスター 私のおじさん~』で演技者としても成功する姿を見て驚いたし、軍隊に行って『Through the Night』の歌を初めて聴いたときに感じた感動を忘れることができなかった」

また、「以前は政治色を現さなかったようだが…」と失望感を示すと、「このような状況であるほど、保守右派がより魅力的な集団となり、IUのように有能なアーティストたちに支持されるよう努力する姿を見せなければならない。カニエ・ウェストをはじめとする多くのアーティストが、トランプと共和党を支持するようにしたように。IUが大衆に認められるまで骨を削る努力をしたように、我が国民の力もそのような姿で大衆を感動させなければならない」と強調した。

そして、「すでに保守政党に支持を送ってくれた芸術家に対する感謝の表示が優先されるべきであることは言うまでもない。私から努力しないと」と訴えかけていた。

IU
(写真提供=OSEN)IU

パク・ウンシク議員の投稿全文は以下の通り。

IUが弾劾賛成集会を後援したという記事を見て…悲しかった。本気で。

『Boo』『Marshmallow』を歌った頃から才能があると思ったし、『無限挑戦』でスケジュールが忙しい少女時代・ジェシカの代わりに『冷麺』を歌いに来たとき、パク・ミョンスが“あの子は誰だ。ジェシカを連れてこい”と言った無礼にも悲しみをこらえながら一生懸命やっていた姿を見てさらに応援したし、『Good Day』の3段階の高音が出るステージを見て“ついにIUが売れるんだ!”と喜んだし、作曲もして大衆にアーティストとして認められたときは感心したし、『マイ・ディア・ミスター 私のおじさん~』で演技者としても成功する姿を見て驚いたし、軍隊に行って『Through the Night』の歌を初めて聴いたときに感じた感動を忘れることができなかった。

以前は政治色を現さなかったようだが…。

一部の保守右派の方々が不買運動をされているが、そうしないでほしい。

このような状況であるほど、保守右派がより魅力的な集団となり、IUのように有能なアーティストたちに支持されるよう努力する姿を見せなければならない。

カニエ・ウェストをはじめとする多くのアーティストが、トランプと共和党を支持するようにしたように。

IUが大衆に認められるまで骨を削る努力をしたように、我が「国民の力」もそのような姿で大衆を感動させなければならない。

すでに保守政党に支持を送ってくれた芸術家に対する感謝の表示が優先されるべきであることは言うまでもない。

私から努力しないと。

◇IU プロフィール

1993年5月16日生まれ。本名イ・ジウン。韓国・ソウル出身。2008年9月にソロ歌手としてデビューした。芸名のIU(アイユー)は“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽で1つになる」という意味が込められている。女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優業も並行。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演&初主演を果たし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などで主演を務めた。2022年12月、俳優イ・ジョンソクと交際中であることを認めた。同年3月30日、映画『ドリーム~狙え、人生逆転ゴール!~』の制作報告会で女優活動時の名前を本名から「IU」に統一すると発表した。

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