ソン・イェジンが夫の主演映画のVIP試写会に参加した。
ソン・イェジンは12月19日夕方、ソウルのCGV龍山(ヨンサン)アイパークモールで行われた映画『ハルビン』(原題)のVIP試写会に出席。本作は1909年を舞台に、1つの目的のためにハルビンへと向かう者たちと、彼らを追う者たちの息詰まる攻防を描いた作品で、独立運動家の安重根(アン・ジュングン)の伊藤博文狙撃事件が素材となっている。
安重根を演じたのは『愛の不時着』などで知られるヒョンビンで、ソン・イェジンは夫の応援のために試写会に参加したようだ。
ソン・イェジンがヒョンビン出演作のVIP試写会に登場したのは、夫婦となって以来、初めてだ。そのためか、「私の映画でもないのに、なぜ私の方が緊張しているのか」「あなた、ファイト!」というメッセージを残している。
さらに、「そばで見ていたが、夫が気の毒なほど苦労していた。顔もだんだんやつれてきて、苦悩がありありと伝わってきた。同じ役者なので、その苦痛は私も知っている。とても気の毒だった。それほど悩んでいたため、良い映画が出来たと信じて疑わない」として、「観客動員1000万人を期待する。ファイト!」と付け加えた。
このように、ソン・イェジンが公の場で夫を応援した一方で、ヒョンビンはサプライズで妻にエールを送っている。今回の試写会に先立ち、ソン・イェジンが撮影中の新作映画『どうしようもない』(原題)の現場に差し入れをしていたのだ。
さらに、その差し入れを息子の名で送っていたという。家族の絆の強さを感じさせるエピソードだ。
『どうしようもない』は、『オールド・ボーイ』(03)、『親切なクムジャさん』(05)、『お嬢さん』(16)、『別れる決心』(22)などを手がけてきたパク・チャヌク監督の新作で、ソン・イェジンにとっては結婚、出産後の復帰作となる。共演はイ・ビョンホンだ。
ソン・イェジンの仕事復帰に関してヒョンビンは、18日に放送されたトークバラエティ『ユ・クイズON THE BLOCK』(tvN)でも言及していた。「妻にとっては結婚して初めての作品だ。とても良い方々と良い作品を撮っているので、“頑張れ”と息子の名前で(差し入れを)送った。パク・チャヌク監督の作品にイ・ビョンホン先輩と出ている。これまで、役者としてどれほど作品を作りたかっただろうか。母親としてしなければならないことがあるので、我慢に我慢を重ねていただろう。その点については申し訳なかった。『ハルビン』の撮影が終わってから、私が受けるプレッシャーを妻も感じていたようだ。終わってからお疲れ様と言っていたよ。私も妻の作品が終わったら、お疲れ様と言ってあげたい」と語っていた。
さらに、番組の最後には妻へのビデオレターも送っていたヒョンビン。『ザ・ネゴシエーション』『愛の不時着』での共演を経て、夫婦、そして親になった2人の今後の活躍に期待が集まる。
(記事提供=OSEN)
◇ヒョンビン プロフィール
1982年9月25日生まれ。本名キム・テピョン。2003年にドラマ『ボディガード』でデビューし、2005年の『私の名前はキム・サムスン』で大ブレイク。その後もドラマ『シークレット・ガーデン』『ジキルとハイドに恋した私』『アルハンブラ宮殿の思い出』、映画『コンフィデンシャル/共助』『ザ・ネゴシエーション』など、ジャンルを問わない多彩な作品で説得力のある演技を披露した。2019年に韓国で放送された主演ドラマ『愛の不時着』がNetflixで配信されると、日本をはじめとした世界各国で大ブームに。
◇ソン・イェジン プロフィール
1982年1月11日生まれ。化粧品のCMモデルとして1999年にデビュー。2001年のドラマ『おいしいプロポーズ』の主演に抜擢され、以降はドラマ『夏の香り』、映画『ラブストーリー』など数多くの作品に出演。日本では、映画『私の頭の中の消しゴム』で知名度を上げた。2020年、ヒョンビンと共演したドラマ『愛の不時着』で好演。2021年1月にヒョンビンとの交際を認め、2022年3月に結婚式を挙げた。同年11月には男児を出産した。
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