韓国の4人組男性グループWINNER(ウィナー)のリーダー、カン・スンユンが1年半の兵役を終えて除隊した。
カン・スンユンは12月19日、陸軍第6歩兵師団での軍服務を終えて満期除隊した。除隊に際し、別途のイベントは行われなかった。
兵役義務履行のため2023年6月20日に陸軍訓練所に入所し、基礎軍事訓練を受けた後、第6歩兵師団で軍服務を始めたカン・スンユン。兵役中は「模範的な軍生活」を高く評価され、優秀訓練兵として表彰された。
また、昨年7月に韓国国内で記録的豪雨が続き、広範囲で被害が発生すると、兵役中ながら希望ブリッジ全国災害救護協会に1000万ウォン(日本円=約106万円)の寄付を実施。このほか、同年12月には作文大会、読書感想文発表大会で優秀将兵賞を受賞した。
ちなみに、基礎軍事訓練ではBTS・JINが新兵教育隊の助教として勤務した訓練所に入所したことで、K-POPファンの間で注目を集めた。
カン・スンユンが6週間の基礎軍事訓練を終えた当時、JINはWeverseで2SHOTを公開。「スンユンさん、修了おめでとうございます。6週間楽しかったです。(グループWINNERのおしゃれなボーカルです)」「ARMY(BTS公式ファンクラブ)とINNNER CIRCLE(WINNER公式ファンクラブ)に喜んでもらいたくて、一緒に記念に写真を撮ろうと言いました。中隊長も行政補佐官もとても良い方々なので、6週間元気に過ごせました」と伝えていた。
1994年生まれでメンバー最年少のカン・スンユンは、グループ内で最も遅く兵役義務の履行に乗り出した。キム・ジヌとイ・スンフンは社会服務要員として代替服務し、キム・ジヌは2021年12月、イ・スンフンは2022年1月に召集解除されている。
このため、WINNERではソン・ミノが最後に除隊する予定だ。
社会服務要員として昨年3月より兵役義務を履行しているソン・ミノは、来る12月23日が召集解除の予定日となっている。ただ最近、とある韓国メディアがソン・ミノの“不誠実な服務疑惑”を報じたことで、兵務庁が調査を行っているとされている。
とある韓国メディアは、ソン・ミノが社会服務要員として働いているはずの麻浦(マポ)住民便益施設に、ろくに出勤していないと報じた。記事内では、ソン・ミノが今年3月に麻浦便益施設へと勤務地を移したあと、時々現れては出勤サインだけ残して消えると伝えられている。
この報道に対して、ソン・ミノの所属事務所YGエンターテインメントは「アーティストの服務に関する詳しい内容は確認しづらい」としながらも、「ただし、病気休暇や休暇は規定に合わせて使ったものだ。その理由は、服務前から受けていた治療の延長だった」と説明している。
◇カン・スンユン プロフィール
1994年1月21日生まれ。韓国・釜山出身。身長178cm。2010年にオーディション番組『Superstar K2』に参加し、翌年の2011年にYGエンターテインメントと契約。2013年にYGエンターテインメントのサバイバル番組『WIN:Who Is Nex』で勝利し、2014年8月にWINNERとしてデビュー。グループではリーダーとメインボーカルを務める。歌手だけでなく、役者としても活躍しており、ドラマ『ハイキック! 短い足の逆襲』や『刑務所のルールブック』などに出演。安定した演技力と釜山の方言が好評を得ている。
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