IU、自身を“盗作疑惑”で告発した一般人に対する損害賠償訴訟で勝訴「3000万ウォンを賠償せよ」

2024年12月18日 話題 #IU(イ・ジウン)

韓国の女性歌手IU(アイユー/本名イ・ジウン)が、自身を盗作疑惑で告発した人物A氏に対し提起した損害賠償請求訴訟の1審で勝訴した。

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ソウル中央地裁・民事29単独(イ・ゴンヒ判事)は12月18日、IUがA氏を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で「IUに3000万ウォン(日本円=約320万円)を賠償せよ」とし、原告勝訴を言い渡した。

これに先立ち、IUは2023年5月、A氏から著作権法違反の容疑で告発された。A氏はIUの楽曲『The red shoes』『Good Day』『Bbibbi』『pitiful』『Boo』『Celebrity』の計6曲が、海外及び韓国のアーティストの楽曲を盗作したと主張した。

ただ、A氏は原著作者でも作曲家でもない一般市民であり、IU側は当時、「一部の作曲家が盗作ではないと発した状況でも、著作権とは何の関係もない第三者が無理に歌唱者であるIUだけを告発したことは、ひたすらアーティストのイメージに傷をつけるためのものだ。明らかに誤ったこのような告発に対し、捜査機関が迅速で賢明な判断を下すことを信じ、その結果によって、無分別な告発をした告発人などに対しても応分の責任を問う」と伝えていた。

警察は同年8月、A氏の告発に対して却下の決定を下した。そして、IUの所属事務所EDAMエンターテインメントは同年9月、ソウル中央地裁に告発した相手にアーティストへの名誉毀損行為に対する責任を問う損害賠償請求訴訟を提起した。

IU
(写真提供=OSEN)IU

IU側は、裁判所を通じて捜査機関でA氏の人的事項を特定したという。しかし、A氏側は訴訟を提起されたにもかかわらず法律代理人を選任しないなど“無対応”で一貫。これに対し、裁判所はA氏に公示送達の方式で裁判を進めてきたと知られている。

◇IU プロフィール

1993年5月16日生まれ。本名イ・ジウン。韓国・ソウル出身。2008年9月にソロ歌手としてデビューした。芸名のIU(アイユー)は“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽で1つになる」という意味が込められている。女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優業も並行。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演&初主演を果たし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などで主演を務めた。2022年12月、俳優イ・ジョンソクと交際中であることを認めた。同年3月30日、映画『ドリーム~狙え、人生逆転ゴール!~』の制作報告会で女優活動時の名前を本名から「IU」に統一すると発表した。

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