女優のハ・ヨンスが日本ドラマの出演したことについて母国の番組で語った。
12月11日夜に韓国で放送されたトークバラエティ『ラジオスター』（MBC）で、3年ぶりとなる母国地上波番組に出演したハ・ヨンス。彼女は今回、NHK連続テレビ小説『虎に翼』出演に対する議論にはっきりと答えた。
ハ・ヨンスは「ドラマ制作側から韓国の歴史について聞かれたので、解決されていない歴史や慰安婦（問題）のようなことについて答えた」とし、ミーティング時から堂々としていたと語った。
しかし、日韓両国からの批判は免れなかったようだ。「私は韓国の立場として話したが、半信半疑だった。もともとは台湾人にこの役を与えようとしたらしいが、関東大震災の時、朝鮮人虐殺を初めて認めたドラマだった。その事実を放送したドラマなので意味深いと思った」として、「実は、韓国人が出演したことでNHKに抗議の電話も来たという」と裏側を明かした。
続いて、「韓国からも叱責を受けた。日本の植民地時代を背景に、日本に留学に行った朝鮮人役だったので、誤解を招く恐れがあると思う。でも、私は原爆被害者の韓国人たちを弁護する弁護士の役を引き受けたので意味深いと思った」と堂々と話していた。
（記事提供＝OSEN）
◇ハ・ヨンス プロフィール
1990年10月10日生まれ。韓国・釜山出身。身長160cm。2013年に映画『恋愛の温度』でデビューし、ドラマ『モンスター～私だけのラブスター～』の主演に抜擢されて名前を知らせた。その後、ドラマ『じゃがいも星』『リッチマン～嘘つきは恋の始まり～』、映画『愛の旋律』などに出演。2022年に韓国所属事務所との専属契約が終わると、同年5月に日本に留学。2024年度前期放送のNHK連続テレビ小説の第110作目『虎に翼』では、朝鮮半島からの留学生・崔香淑（さい・こうしゅく）役を演じた。
前へ
次へ
