男性から女性に性転換した人物がテレビに登場する。
【画像】3児の“父から母”になった韓国のトランスジェンダー女性
本日(11月25日)20時30分に韓国で放送されるお悩み相談番組『何でも聞いて菩薩』(原題、KBS JOY)には、ドイツ・ベルリンに住む韓国人グラフィックデザイナーの相談者が出演する。
男性から女性に性転換したトランスジェンダーだという相談者は、周囲にはカミングアウトしているが父親だけにはできておらず、番組を訪ねてきたと説明する。
これに対し、MCのソ・ジャンフンが「今日ここで(カミングアウト)するの?」と尋ねると、相談者は「どうすれば良いか助言を聞きたい」と返すと、ソ・ジャンフンは「出演によってカミングアウトをしたも同然」と話す。母親と妹だけが知っている状態で、家族が父親に伝えなかったという。韓国に帰国したが実家にも帰れていない状態だと説明する。
ソ・ジャンフンは、「(過去に)性アイデンティティが“アセクシュアル(無性愛者)”と説明した相談者がいた」として、相談者の性アイデンティティを訪ねた。これに対し、相談者は「生物学的性はトランスジェンダー女性であり、社会的な性はノンバイナリー」と説明する。
ノンバイナリーとは、男性と女性という従来の性別区分から外れた種類の性アイデンティティや性別を指す用語で、アメリカの大半の州では「X」と表記し、国際的に認められているという。
さらに、現在は女性と交際しているとも明かし、「社会的な性アイデンティティは誰にでもあり、性的嗜好は違うこともありうる」として「全性愛者(パンセクシュアル)」と話す。これに対し、ソ・ジャンフンは「難しい道を進んでいる」悩み、もう一人のMCイ・スグンは「本人が一番大変だろう」と相談者に共感する。
なお、相談者が本人のアイデンティティを悟るきっかけと、第2の人生に関する話は、本日(11月25日)20時30分より放送の『何でも聞いて菩薩』で明かされる。
(記事提供=OSEN)
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