HYBEとの株主間契約を解約し、ADOR社内理事から辞任したミン・ヒジン氏が、“元同僚”たちに牙を剥いている。
11月21日、ソウル西部地裁・第12民事部は、HYBE傘下レーベルのSOURCE MUSICがミン氏を相手に提起した5億ウォン(約5540万円)相当の損害賠償訴訟の初弁論期日を2025年1月10日に決定した。
先立って4月ミン氏はHYBEと争う過程で、“HYBE初ガールズグループ”としてデビュー予定だったNewJeansよりも先に、LE SSERAFIMをデビューさせたと暴露。また、LE SSERAFIMデビュー前にはNewJeansのPRを禁止されたとも主張していた。
本件についてHYBEは「SOURCE MUSIC、ミン・ヒジン間の論争によってNewJeansのデビューが遅れたことにより、SOURCE MUSICが手掛けたLE SSERAFIMが先にデビューすることになった。2グループが相次いでデビューしたことにより、どちらも十分なPRが出来ず、少なくとも一定期間広報期間を設定することにした」と釈明している。
そしてSOURCE MUSICは「(ミン氏が主張する)デビュー戦略をSOURCE MUSICが模倣したという主張は偽りだ」と真っ向否定し、「事実ではない内容、無礼な表現とともに、他アーティストを尊重せずに実名に言及する昨今の事態に深い遺憾を示す。会社とLE SSERAFIM保護のため、法的対応を強化する」と明らかにしたことがある。
なお、ミン氏はSOURCE MUSICのほか、同じくHYBE傘下レーベルBELIFT LABとの20億ウォン(約2億2000万円)規模の損害賠償訴訟も始まる。BELIFT LAB所属のILLITがNewJeansのコンセプトを模倣したという主張だ。最初の弁論期日はSOURCE MUSICと同じ、2025年1月10日に設定されている。
■【写真】ハニ、国会で訴え「HYBEはNewJeansを嫌っている」
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