劇中歌にパクリ疑惑浮上の韓国ドラマ、作曲者は否定も“パクられた側”は一歩も譲らず平行線

2024年10月07日 話題

ドラマ『となりのMr.パーフェクト』のOST(劇中歌)盗作疑惑騒動が大きくなっている。

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10月5日、歌手ペク・イェリン所属事務所のピープル・ライク・ピープルは公式SNSに「最近浮上したペク・イェリンの『0310』と『となりのMr.パーフェクト』のOST『What are we』(2024)の類似性に対する立場を整理したい」として長文を掲載。

所属事務所はまず、「当社アーティストは当時、偶然『What are we』の音源に接したあと、曲の類似性を認知し、当該音源の作・編曲クレジットが掲載されているユーチューブリンクに言及し、不快な気持ちを表現した」と、ペク・イェリンがSNSで盗作疑惑を提起した経緯を説明した。

ペク・イェリン
(写真=ペク・イェリンInstagram)ペク・イェリン

続いて、「曲の大きな構造になるソングフォーム、コード進行、展開にともなうシンコペーションの有無、サビでの奏法、楽器が出入りするタイミング、フィルイン、ブリッジセクションなど、曲のメロディーラインを除いても偶然に作られたというには不可能なほど『0310』と『What are we』は似ている部分が多い」と主張した。

それとともに、「しかし、メロディーとコードなど、一部分だけに集中して楽譜とともに釈明した作曲家の立場文は納得できない部分が多かった。この曲の作曲家が同一のコード進行を使った曲を例示したのはリファレンスとして十分に認められる範囲だが、その他の音楽的要素まで類似した部分があり、一般的なコード進行を借用しただけだと納得するには無理があると判断されたためだ」と付け加えた。

また、「盗作の基準と物差しは違うかもしれないが、私たちとしては2曲があまりにも似ているので、専門家の方々と綿密に分析する時間を持っており、関連資料に対する部分もアップデートする予定だ。適当な権利を認められなければならない創作物に対する事案なので、慎重かつ重要に考えて処理する」と強調した。

となりのMr.パーフェクト
(画像=tvN)『となりのMr.パーフェクト』

そして、「ピープル・ライク・ピープルは作曲者との対話、それにともなう認定と謝罪を望んでいる。もう一度、ご迷惑をおかけしたことをお詫びし、できるだけ早いうちに解決するようにする」と述べた。

ペク・イェリンは最近、9月1日にリリースされた『What are we』のMVをSNSで共有し、「盗作は恥ずかしく思わなければならないことだ。気分が良くない」として、「私の曲が気に入ったなら先に私に聞いてみて」と厳しく忠告していた。直接的に盗作疑惑を提起し、不快感を示したのだ。

その後、『What are we』を歌っている歌手ハ・ソンウンの所属事務所Big Planet Madeエンターテインメントは、ハ・ソンウンはただ歌っただけで制作には参加していないと強調するとともに、「それでも、ハ・ソンウンが歌ったOSTが盗作問題に巻き込まれ、ファンの皆さんに心配をかけた点を申し訳なく思う。ハ・ソンウンは今回の盗作と関連して無関係だという点をもう一度申し上げ、ペク・イェリンさんとOST製作会社側の円満な解決を願う」述べていた。

ハ・ソンウン
(写真提供=OSEN)ハ・ソンウン

続いて、ペク・イェリンの盗作疑惑に『What are we』の作曲家whyminsuも釈明に乗り出した。whyminsuは4日、SNSに「この曲を聞いて不快なすべての方々とドラマ関係者の方々、歌を歌ってくれたハ・ソンウンに意図しない不快感を与えた点を深く謝罪する。ただ、『What are we』制作過程でペク・イェリンさんの『0310』は全く参考にしていない」と否定。

そして、「メロディーを詳しく分析してみても『0310』と同じ部分はない。難しい機会で曲を発表することになった新人作曲家の立場としては、盗作問題というのは非常に恐ろしい烙印だ。恐れずにはっきり申し上げるなら、『0310』を書き写して制作しなかったということだ」と強調した。

作曲家は否定したものの、ペク・イェリン側が再度盗作疑惑を強調した本件。作曲家がさらなる対応をするのかに注目が集まっている。

(記事提供=OSEN)

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