IU、アンコールコンサートで約10万人動員!女性ソロ歌手初のソウルW杯競技場公演が大盛況

2024年09月24日 K-POP #IU(イ・ジウン)

「夏が終わり、秋が始まる日、こんなに天気の良い日にIUのコンサートに来ることを選んでくださってありがたい。私の観客になってくださり感謝している」

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“初”の女王がファンに深い感謝の気持ちを表した。100回目の単独公演に“初”という記録を作ることができたのは、完全にファンのおかげだというのがIUの思いだ。

そこで惜しみなくファンに恩返しすることにした。K-POPアーティストとしてデビューし、韓国のアイコンに成長したIUは、デビュー16年目にして生きる伝説となった。

IUは去る9月21~22日、ソウル麻浦(マポ)区にあるソウルワールドカップ競技場でコンサート「2024 IU HEREH WORLD TOUR CONCERT ENCORE:THE WINNING」を開催した。2日間で約10万人のファンが参加し、UAENA(IUのファンネーム)の地位を一気に高めた。

今回、IUは女性ソロ歌手として初めてソウルワールドカップ競技場で公演を行う意味深い記録を打ち立てた。

2019年にKSPOドームの360度ステージを女性ソロ歌手として初めて使用し、2022年には蚕室(チャムシル)総合運動場を埋め尽くした彼女は、ソウルワールドカップ競技場の観客までを熱狂させ、二つのスタジアムで公演を行った初の女性ソロ歌手となった。

また、公演最終日の9月22日は100回目の単独コンサートであり、さらに意味深いものとなった。終始ファンのおかげだと感謝の意を表した理由だ。

IU
(写真=EDAMエンターテインメント)IU

5万人の歌声が作った絶景

公演のハイライトは、5万人とともに6thミニアルバム『The Winning』に収録された『I stan U』を熱唱したときだった。

IUは「観客が自分を囲んでいるときに歌いたかった」とし、「観客として私を見つめてくれるのが本当に愛らしく、自分を愛するファンに同じ気持ちを返してあげたいという思いで書いた歌詞だ」と話した。

“初”の女王になったIUは『The Winning』のタイトル曲『Holssi』を歌い、4thフルアルバム『Palette』に収録された『Jam Jam』で会場の熱気を絶頂に高めた。

IUが熱唱すると、ファンは約5万本のペンライトで会場を色とりどりにし、グラデーションで彩った。「主人公はまさにIU」と言わんばかりの雄大な公演となった。

ヒット曲を歌うだけでなく、ドローンやレーザー、リフトなどを活用してドラマチックな雰囲気を演出し、ファンの歓声を引き出した。大きなステージを一人で満たしたIUのオーラは、彼女がなぜ”初”の女王になったかを証明するのに十分だった。

IU
(写真=EDAMエンターテインメント)IU

ファンに双眼鏡をプレゼント!?

オープニングの後、IUは「新しいプレゼントの双眼鏡も用意した。『The Winning』のコンセプトにあったアイテムでもあり、遠くからご覧になる方々が私を少しでも近くで見てほしいと準備したプレゼントなので、ぜひ使ってほしい」と配慮を示した。

続けて、「双眼鏡のケースはもし捨てるなら、出るときに大きなゴミ箱があるので、そこに捨てるようお願いする」と付け加えた。

会場を訪れたファンは、「お尻が冷えるかもしれないので座布団を、よく見えないかもしれないので双眼鏡を配る歌手がほかにいるだろうか。ファンをよく思っているアーティストだ」と話した。

最近、物議を醸しているソウルワールドカップ競技場の芝生損傷の問題にも積極的に対応した。ステージ上に移動装置を設置せずにリフトで移動するなど、グラウンド管理規則を正確に守る努力をした。ファンには事前にメッセージでハイヒールなどの着用は控えるように丁寧に頼み、UAENAの間でスニーカーブームが起きるなどした。

IU
(写真=EDAMエンターテインメント)IU

終わりは「憎しみよりも愛を」

それだけでなく、リリース前の楽曲『Bye Summer』をファンに聴かせた時間は公演の醍醐味となった。

エレキギターを手に熱唱したIUは、「今回のツアーでは人生で最も長い夏を過ごした。夏は本当に嫌いだが、今年の夏はとても良かった。ここで公演をしながら夏を終えるとは思わなかったが、ちょうど昨日から雨のない夕空を見ることができて良かった」と説明した。

IU
(写真=EDAMエンターテインメント)IU

そして、最後の曲『Love wins all』を歌う前、「次もIUのコンサートを見に行こうと思いながら、辛い日も頑張って私のことを覚えていてほしい。私も皆さんの大ファンだ。憎しみが出てくる瞬間にもその最後には愛があることを願う」と締めた。

“勝利”のために尽くしてきた旅の最終章であり、韓国のソロアーティストとしては初めて5カ月の間で18都市を回りながらファンと顔を合わせたIUのワールドツアーは、その名の通り「The Winning」で終止符を打った。

◇IU プロフィール

1993年5月16日生まれ。本名イ・ジウン。韓国・ソウル出身。2008年9月にソロ歌手としてデビューした。芸名のIU(アイユー)は“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽で1つになる」という意味が込められている。女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優業も並行。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演&初主演を果たし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などで主演を務めた。2022年12月、俳優イ・ジョンソクと交際中であることを認めた。同年3月30日、映画『ドリーム~狙え、人生逆転ゴール!~』の制作報告会で女優活動時の名前を本名から「IU」に統一すると発表した。

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