一部のBTSファン「ARMY」がミン・ヒジン氏のADOR代表復帰に反対する声を高めるなか、HYBEとミン・ヒジン氏の衝突がARMYとNewJeansファン「Bunnies」の衝突に発展している模様だ。
9月16日、自らを「BTS ARMYコミュニティの一員」と主張した一部のBTSファン連合はオンラインコミュニティを通じて、「私たちはHYBEの子会社であるADORのCEOとしてミン・ヒジンが復帰することに対して、統一された反対の立場を表現する」として声明文を発表した。
彼らは「私たちは以前、CEO(ミン・ヒジン)がBTSの軍服務中に取った行動、BTSに害を及ぼすためのムダン(巫堂、祈祷師)との相談、そして韓国メディアを操作してBTSとARMYに対する否定的な世論を作ろうとした計画をよく知っている」とし、「私たちはミン・ヒジン前代表がアーティストとファンを自身のアジェンダと偽りを広めるための盾として利用することを中断するよう求める」と訴えた。
同月14日には、BTSメンバーのJUNG KOOKが自身のインスタグラムにハートの絵文字5個、ファイトの絵文字とともに「Artists are not guilty(アーティストは罪がない)」という文を投稿した。この内容が、一部では「NewJeansのメンバーを支持しているのではないか」と推測された。
このJUNG KOOKの投稿に対し、BTSの所属事務所BIGHIT MUSIC側は「どんな場合でも幼いアーティストを紛争に引き入れ、盾として前面に出すことはあってはならないという考えで上げたことが確認された」と伝えている。
これに先立ち、ミン・ヒジン氏は去る8月27日に「経営と製作の分離」などの理由でNewJeans所属事務所ADORの代表取締役を解任された。
ADORはキム・ジュヨン氏を新たな代表取締役に選任し、ミン・ヒジン氏にはNewJeansのプロデュース業務を引き続き任せると発表した。ただ、ミン・ヒジン氏は“毒素条項”などを理由に、解任を「違法な決定」と反論している。
その後、9月11日にはNewJeansのメンバーがユーチューブで緊急生配信を行い、ミン・ヒジン氏を同月25日までにADOR代表に復帰させることをHYBEに要求した。
また、NewJeansのファン「Bunnies」も同様にHYBEへ公開書簡を送り、「ミン・ヒジン氏の任期を保障せよ」と繰り返し要求している状況だ。
■【写真】NewJeansの表情は…ミン代表解任後、初の公の場
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