『愛の不時着』ヒョンビン、日韓で評価異なる“歴史人物”に変身…新しい主演映画のポスター&予告編公開

2024年09月05日 映画 #ヒョンビン

『愛の不時着』俳優のヒョンビンが主演を務める新作映画の公開時期が決まった。

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9月5日、配給会社CJ ENMは、ヒョンビン主演映画『ハルビン』(原題、ウ・ミンホ監督)が来る12月に韓国で公開されると発表し、ポスターと予告編を公開した。

『KCIA 南山の部長たち』以来、4年ぶりに披露されるウ・ミンホ監督の『ハルビン』は、1909年に一つの目的のために中国・ハルビンに向かう者たちと、それを追いかける人物たちの息詰まる追撃と疑心を描くスパイ作品だ。

12月封切りの知らせと共に、大韓義軍参謀中将・安重根(アン・ジュングン)を演じるヒョンビンの姿が描かれたポスターと予告編も公開された。これまでのヒョンビンが一度も見せたことのない新たな姿がポスターに映し出されている。

映画『ハルビン』ポスター
(画像提供=CJ ENM)映画『ハルビン』ポスター

予告編には、ウ・ミンホ監督が書いた安重根の独白のセリフが込められている。

「すべてを諦めて死のうと思いました。死んだ同志たちの悲惨な叫びが耳元をこだまし、目の前をさまよいました。その瞬間、気づきました。私は死んだ同志たちの命を代わりに生きているのだと。そして、私がすべきことを悟りました。大韓帝国を蹂躙する日本の狼の頭、老いた狼を必ず殺して葬り去ろうと」

映画『ハルビン』
(画像提供=CJ ENM)映画『ハルビン』

史実では、日本の初代内閣総理大臣・伊藤博文を殺害したことで知られる安重根。日本ではテロリスト、韓国では英雄と評価されるが、『ハルビン』でヒョンビンがどう演じるのか注目だ。

なお『ハルビン』は12月公開に先立って、トロント国際映画祭で初公開される予定だ。

◇ヒョンビン プロフィール

1982年9月25日生まれ。本名キム・テピョン。2003年にドラマ『ボディガード』でデビューし、2005年の『私の名前はキム・サムスン』で大ブレイク。その後もドラマ『シークレット・ガーデン』『ジキルとハイドに恋した私』『アルハンブラ宮殿の思い出』、映画『コンフィデンシャル/共助』『ザ・ネゴシエーション』など、ジャンルを問わない多彩な作品で説得力のある演技を披露した。2019年に韓国で放送された主演ドラマ『愛の不時着』がNetflixで配信されると、日本をはじめとした世界各国で大ブームに。

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