ADOR代表の座を奪われたミン・ヒジン、NewJeansのプロデュース継続もプライドに傷で猛反発か

2024年08月29日 話題

HYBEの子会社であるADORを率いてきたミン・ヒジンが代表の座から退くことで、NewJeansの未来にも注目が集まっている。

【注目】「NewJeansはくそデブ」ミン・ヒジン、チャット流出?

ADORは8月27日に理事会を開き、キム・ジュヨン社内理事を新代表理事に選任したと発表。親会社のHYBEが今年4月22日、ミン・ヒジンらADOR経営陣が経営権を奪取しようとする証拠を確保したとし、内部監査に着手、紛争となってから約4カ月後のことだ。

ただ、ミン・ヒジンは代表理事の座からは退くが、ADOR社内理事の職は維持するという。また、NewJeansのプロデュースも引き続き担う。ミン前代表にNewJeansのプロデュースを引き続き任せたのは、メンバーとファンの反発を払拭させるためと分析される。

NewJeans
(写真提供=OSEN)NewJeans

“NewJeansの母”と呼ばれ、メンバーに対する特別な愛情を表わしてきたミン・ヒジン。6月に代表の座を守ることに成功すると、NewJeansの日本デビュー、東京ドーム公演などを成功させ、日本での人気も確かなものとなった。メンバーたちも、HYBEとミン・ヒジンが争っているなか、ミン・ヒジン側に立って裁判所に嘆願書を提出したりもした。

「私は経営の素質がある」と言っていたが…

HYBEもミン・ヒジンの空白を埋めるための安全装置を設けているため、当面の間はNewJeansの活動に大きな支障はないものとみられる。とは言え、NewJeansの音楽とコンセプトを主導的に決め、最前線で指示してきたミン・ヒジンがプロデュースからも手を引くこととなれば、NewJeansのアイデンティティが揺らぐ恐れがある。

5月の記者会見で、「プロデュースと経営は分離されてはならない。私は経営の素質がある」「エンタメの仕事は人を持ってする仕事なので、業に対する理解が基本だ」「私たちのメンバーたちとビジョンを成し遂げたいという希望が大きい。お金と交換しようと思えば交換できる」と明らかにしていたミン・ヒジン。解任に対する反発心でプロデュース業務のみの継続を突っぱねたり、HYBEに対して再び強硬姿勢を取ったりする可能性もゼロではないというのが業界の見解だ。

ミン・ヒジン
ミン・ヒジン

ある音楽業界の関係者は、「ミン前代表を代表職から退かせ、プロデュース業だけを任せるのは自尊心を傷つけることだろう」とし、「数千億ウォン(数百億円)にも上る違約金を支払い、NewJeansを連れて独立する可能性もあるが、現実的に難しい。そのためNewJeanのために結果に順応する、あるいは解任に応じずにHYBEとの法的争いを最後まで続ける可能性がある」と話した。

なお、ADORの持分80%を保有するHYBEは5月31日、ADORの臨時株主総会で「経営権奪取疑惑」などを理由にミン・ヒジンの代表解任を推進したが、裁判所はミン・ヒジンが提出した議決権行使禁止仮処分申請を受け入れたことで実現しなかった。その代わり、HYBEはミン・ヒジンの側近2人を解任し、HYBE側の理事3人でADOR理事会を固めたのだった。

コーナーに追い込まれたミン・ヒジンは反発している。28日、「今回の解任決定は株主間契約と議決権行使禁止仮処分決定に正面から反する違法な決定」と主張。彼女は株主間の契約解除により、1000億ウォン(約110億円)に達するプットオプションも失うことになった。

【画像】BTS・SUGA、“飲酒運転”の決定的瞬間

「私の気分障害罪」ミン代表、セクハラ通報の女性社員を“無視”?

【写真】『青い珊瑚礁』カバーも話題に、NewJeansが異例の休息…ミン・ヒジンの問題と矛盾

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

RANKINGアクセスランキング

PHOTO写真

TOPIC「BTS」特集