BTS・SUGAの飲酒運転の余波が広がっているなかで、彼の服務怠慢を調査してほしいとの請願や不誠実に社会服務に取り組んでいるという目撃談が登場し、さらなる驚きを与えている。
現在、SUGAは「社会服務要員」として兵役中だ。社会服務要員とは、兵役判定検査で「4級(補充役)」の判定を受けた人が現役兵の代替として公的機関で勤務する制度のこと。区役所や福祉施設などに所属し、現役兵と違って自宅から配属先に通う。
8月13日、韓国メディア『スポーツ京郷』によると、SUGAの不誠実な社会服務疑惑は社会服務関連アプリ「公益人間」を通じて提起された。
社会服務要員として服務しているというA氏は、昨年11月にSUGAと共に服務基本教育を受けた当時のことを明らかにした。SUGAは“班長”だったにもかかわらず、授業にきちんと参加していなかったという。
A氏は「SUGAは4泊5日の間の授業時間(教育時間)に参加したことがない」と主張し、「講師もあまりにひどいと感じたのか、ヒントを与えたが、SUGAは寝て起きて何のことかわからないまま、うなずいて携帯電話を見てまた寝た」と明かした。
班長であるSUGAのこのような行動により、班の参加率は最低で、「学生時代の学期初めに格好つける中途半端な不良のようだった」と述べた。
そんなSUGAの服務怠慢疑惑を調査してほしいとの請願が出されており、追加の請願も提起された。
追加の請願を提起した人物は「SUGAの飲酒運転は“不誠実な職務態度”から生じた結果であり、兵務庁は服務機関のCCTV(監視カメラ)を確認して、実際の服務実態を調査する必要がある」と声を上げた。
また、「その他の兵役法に基づき、社会服務要員として服務中の“服務機関の服務管理実態”と“SUGAの服務管理実態”を徹底的に調査し、違法事項が発見された場合、捜査機関に告発するなど厳重に措置してほしい」と強く促した。
その請願はソウル地方兵務庁に配分され、関連調査が続けられる見込みだ。以前に提起されたSUGAの勤務怠慢の請願も同じ場所に配分され、現在調査に着手したことが確認されたという。
その調査結果が出るまでは静観する必要があるだろう。だが、飲酒運転容疑で立件され、社会服務要員としての不誠実な勤務態度に関する指摘まで飛び出しているだけに、SUGAに対する非難の世論が日増しに高まっている印象だ。
◇SUGA プロフィール
1993年3月9日生まれ。本名ミン・ユンギ。2010年に所属事務所Big Hitエンターテインメント(現HYBE)が開催した「HIT IT AUDITION」で2位合格し、練習生に。2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではリードラッパーを担当しており、BTSの一員として活躍する傍らで、高い作詞・作曲・編曲の実力をもって音楽プロデューサーとしても人気を集めている。
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