BTS・SUGAが嘘の釈明をしていたことがわかった。
8月7日夜、報道番組『ニュースルーム』(JTBC)は、SUGAの事故現場の監視カメラ映像を公開。彼が乗っていたのはキックボードではなく、電動スクーターだったことが判明した。
同日、SUGAは公式謝罪文で「“電動キックボード”に乗って帰宅する途中に倒れた」として飲酒運転を謝罪していた。
先立って6日23時頃、SUGAはソウル龍山区・漢南洞(ヨンサング・ハンナムドン)の路上で電動スクーターに乗って倒れたまま発見された。周辺をパトロールしていた警察がアルコールの匂いを感じ、付近の派出所に引き渡した。飲酒測定の結果、血中アルコール濃度は免許取り消しレベル(0.08%)であることがわかっている。
ソウル龍山警察署は、SUGAを道路交通法違反(飲酒運転)の疑いで立件し、取り調べている。この飲酒運転事故が明らかになると、SUGAは翌7日、Weverseに公式謝罪文を掲載した。
「昨夜、食事の席で酒を飲んだあと、“電動キックボード”に乗って帰宅した。近い距離という安易な考えと、飲酒状態では電動キックボードの利用が不可能だということを知らず、道路交通法規に違反した。家の前の正門で電動キックボードを立てる過程で、一人で倒れてしまい、周辺に警察官の方がいらっしゃって飲酒測定した結果、免許取り消し処分と罰則金が課された」と謝罪した。
警察によると、個人型移動装置(電動キックボードなど)ではなく電動スクーターに乗っていた点、血中アルコール濃度が「0.08%以上、0.2%未満」だった点を考慮すると、罰則金とは別に1年以上、2年以下の懲役、500万ウォン(約53万円)以上、1000万ウォン(約106万円)以下の罰金刑に処される。
SUGAは何故、電動スクーターではなく電動キックボードと説明したのだろうか。今後の釈明に注目が集まる。
◇SUGA プロフィール
1993年3月9日生まれ。本名ミン・ユンギ。2010年に所属事務所Big Hitエンターテインメント(現HYBE)が開催した「HIT IT AUDITION」で2位合格し、練習生に。2013年にBTSのメンバーとしてデビューした。グループ内ではリードラッパーを担当しており、BTSの一員として活躍する傍らで、高い作詞・作曲・編曲の実力をもって音楽プロデューサーとしても人気を集めている。
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