K-POPボーイズグループENHYPENの2ndフルアルバムに各メンバーが積極的に関与していることがわかり、ファンの期待が高まっている。
所属事務所BELIFT LABによると、ENHYPENが来る7月12日にリリースする2ndフルアルバム『ROMANCE : UNTOLD』では、メンバー7人全員が作詞・作曲・プロデューサーとしてクレジットに名を連ねたという。
これまでもメンバーの作詞参加はあったものの、作曲とプロデューシングにも関与したのは今回が初めてだ。
特に、『Highway 1009』はメンバー全員が歌詞を書いた曲だ。なかでもHEESEUNG(ヒスン)は作曲とプロデューシングも関与しており、“ENHYPEN色”の濃い音楽を予告した。
実際、今月5日に公開されたアルバムプレビューで同曲の一部が披露されたが、温かな歌詞と叙情的なメロディがファンに深い印象を残していた。
また、JUNGWON(ジョンウォン)は『Hundred Broken Hearts』トップラインを作曲した。
同曲はオールドスクールスタイルのR&BトラックにENHYPENならではの若い感性が加わった曲で、やはりファンの好奇心を高まっている。
ENHYPENは過去のアルバムでも、作詞やレコーディングのディレクティング、ダンスなどの制作過程に関与してきた。
そのようにグローバルリスナーの目と耳を虜にする曲を一つずつ披露し、自分たちの音楽的可能性を証明した。
昨年11月にリリースした5thミニアルバム『ORANGE BLOOD』では、タイトル曲『Sweet Venom』の作詞にJAY(ジェイ)がかかわった。
“あなた”の毒は甘く、自分が生きていることを実感させるという少年の心を表現した同曲で、ENHYPENは「血管のなかに広がる」、「必滅を僕に」など、ダークなムードの歌詞で聴く面白さを抱かせた。
昨年5月リリースの4thミニアルバム『DARK BLOOD』では、タイトル曲『Bite Me』にHEESEUNGとNI-KI(ニキ)が関与した。
同曲で、HEESEUNGはレコーディングのディレクティングを通じてメンバーの歌声の良さを最大限引き上げ、同曲をより激情的に作り、NI-KIはダンス制作に参加し、一編のファンタジーショーを見るような唯一無二のパフォーマンスを披露した。
JAKE(ジェイク)は、2022年7月にリリースした3thミニアルバム『MANIFESTO:DAY1』の収録曲『SHOUT OUT』の作詞に参加した。
ついに“自分”を主語とし、世の中に向かって初めて声を挙げる少年たちのスリルと楽しさを表現した同曲は、とある授賞式でステージを披露した直後にMelonのリアルタイム検索ワードで1~2位を占めるほど、K-POPファンの間で大きく話題を集めた。
これまで『BORDER』『DIMENSION』『MANIFESTO』『BLOOD』シリーズを経て着実に成長を遂げてきたENHYPENは、2ndフルアルバム『ROMANCE : UNTOLD』でアルバム叙事の新しいチャプターを開く。
BELIFT LABは「ENHYPENのフルアルバムは約2年9カ月ぶりなだけに、メンバーと制作スタッフの全員が高い完成度のために心血を注いだ」とし、「ENHYPENの一層濃くなった音楽カラーと、アーティストとしての誠実さを期待しても良いだろう」と伝えた。
◇ENHYPENとは?
JUNGWON、HEESEUNG、JAY、JAKE、SUNGHOON、SUNOO、NI-KIの7人で構成されたグローバルグループ。2020年6月から約3カ月間放映されたMnetの大型プロジェクト『I-LAND』から誕生し、2020年11月に韓国デビュー。2021年7月にリリースされた日本デビューシングル『BORDER:儚い』は、オリコン週間シングルランキング初登場1位に輝いたほか、7月度の「ゴールドディスク認定作品」でプラチナ認定を受けた。さらに、2022年10月に発売した日本1stアルバム『定め』は、週間アルバムランキングで2週連続1位を獲得し、5作品連続通算5作目の1位を獲得した。2022年9月スタートの初ワールドツアーの一環として、日本デビューからわずか1年半で初の京セラドーム公演を開催。第4世代K-POPアーティストとしては最速で単独ドーム公演を行うなど、大躍進を続けている。
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