BLACKPINKの選択は“別々に、また一緒に”だった。
12月29日、YGエンターテインメントは「先日、BLACKPINKのグループ活動に対する延長契約を締結したが、個別活動に対しては別途の追加契約は進行しないことで協議した」と明らかにした。
続けて「当社はBLACKPINKの活動に全ての最善を尽くして支援していくつもりであり、メンバーの個別活動は温かい気持ちで応援する」と伝えた。
BLACKPINKの再契約は12月6日、公式報道資料を通じて伝えられた。YGは当時、「BLACKPINKとの慎重な議論の末、厚い信頼を土台にグループ活動に対する専属契約を締結した」と発表し、変わらない関係を強調していた。
また、これまでBLACKPINKの成長を見守ってきたヤン・ヒョンソク総括プロデューサーは「BLACKPINKとの縁を継続することになって嬉しい」とし、「今後も当社は、K-POP界を代表するアーティストとして世界音楽市場でより一層眩しく輝けるよう最善の努力を尽くすつもりであり、彼女たちの歩みに変わらぬ支持と信頼を送る」と話していた。
最近のK-POPアイドルグループのトレンドは、“別々に、また一緒に”だ。これまでは契約最終年の7年目になると解散することも珍しくなかったが、再契約を結び、7年間積み上げてきたグループ活動、そして個人活動で二兎を追う。
BLACKPINKもこのように活動を続ける予定だ。
まずジェニーは最近、個人レーベル「ODD ATELIER」を設立。他の3人も個人活動については事務所移籍、あるいはジェニーのようにレーベルを立ち上げる可能性が高い。
ただ、ここで重要なことは、このような動きがBLACKPINKの団結に何の問題もないという点だ。グループ活動のみYGと契約を結んだことは、効率的な選択だといえる。
これまではメンバー全員が他事務所に移籍し、グループ活動を行う方法もあったが、BLACKPINKはグループとしてはYG所属になるため、困難が生じる可能性は低い。これが、今後のBLACKPINKにより一層の期待がかかる理由だ。
2016年のデビューから、数々のヒット曲を世に輩出してきたBLACKPINK。それだけでなく、『SOLO』(ジェニー)、『LALISA』(リサ)、『FLOWER』(ジス)、『On The Ground』(ロゼ)と、それぞれのソロ曲も高い評価を受け、関心を集めた。
それだけでなく、K-POPガールズグループ初のダブルミリオンセラーをはじめ、米ビルボード「ビルボード200」1位、アジアアーティスト初のコーチェラ、ハイドパークフェスへのヘッドライナー出演、韓国女性歌手最大規模のワールドツアー展開など、数々の歴史的記録を樹立。今やグローバルトップアーティストとなったBLACKPINKの波及力は、グループ、ソロ問わず、日々強大になっている。
4人全員がトレンドをリードするアイコンとして、音楽だけでなくポップカルチャー全般でK-POP業界をリードする存在となった彼女たちの“第二幕”に、世界中から熱い視線が注がれている。
(記事提供=OSEN)
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