韓国を代表する俳優ソン・ガンホの“映画人生30年”を振り返る回顧展が、アメリカで開催される。
【インタビュー】ソン・ガンホが語る“演技の本質”「正解ではない正解を必ず作ること」
来る12月7日から2024年1月13日まで、ロサンゼルスのアカデミー映画博物館(Academy Museum)はソン・ガンホの回顧展を開催。1990年半ばにデビュー以来、俳優として唯一無二のキャリアを開拓し、映画の新たな可能性を示し、韓国映画の発展に貢献したソン・ガンホの代表作14本を紹介し、30年間の演技人生を振り返る。
今回の回顧展では『パラサイト 半地下の家族』『復讐者に憐れみを』『殺人の追憶』『シークレット・サンシャイン』『グッド・バッド・ウィアード』『反則王』『ベイビー・ブローカー』『王の運命-歴史を変えた八日間-』『JSA』『渇き』『弁護人』『タクシー運転手 約束は海を越えて』『グエムル 漢江の怪物』『密偵』まで、ソン・ガンホの代表作14本が上映される。
また、12月7~10日までは映画『パラサイト 半地下の家族』『復讐者に憐れみを』『殺人の追憶』『シークレット・サンシャイン』の上映会後、ソン・ガンホ自ら観客に作品を紹介し、映画人生について対話する時間も設けられる。
アカデミー映画博物館は開館以来、宮崎駿やジェーン・カンピオン、ペドロ・アルモドバル、スパイク・リー、アニエス・ヴァルダ監督の回顧展を開催しており、現存する俳優および韓国俳優初の回顧展「ソン・ガンホ:Song Kang-ho」は、アカデミー映画博物館のフィルムプログラムチームが企画、韓国国際交流財団の支援で開催される。
ソン・ガンホの回顧展「ソン・ガンホ:Song Kang-ho」は、映画産業の中心地であるアメリカを越え、全世界に韓国映画俳優の作品世界を紹介する場として意味深い。
(記事提供=OSEN)
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