女優のムン・チェウォン(36)が虚偽事実を流布する者たちを告訴した。
10月16日、所属事務所IOKカンパニーは「ムン・チェウォンに対して虚偽事実を流布した人々に対して名誉毀損の疑いで告訴を進行した状況だ。無寛容の原則で強硬に対応する方針」と公式立場を明らかにした。
ムン・チェウォンは最近、悪質なデマと派生したコメントによって被害を受けた。これと関連してIOKカンパニーは去る3月、虚偽事実流布者に対して名誉毀損疑惑で告訴を進行した経緯がある。
しかし、その後もムン・チェウォン、およびスタッフと関連したデマが絶えなかった。これに対して所属事務所は追加告訴を進め、強硬な法的対応を進める見通しだ。
ムン・チェウォンは先立って2017年にも、とあるオンラインユーザーの度を超えた行為で法的対応を取ったことがある。その人物は自身のブログに、「私が女優ムン・チェウォンの恋人であることを最後まで否定する精神病者たちに送る手紙」という文章を載せた。
彼は「2015年3月から付き合っている」という虚偽事実を主張し、「事実でなければ全国民が見る前で自分の指を切る」などと過激な発言を行った。さらに名誉毀損といえる性的な侮辱を与える文章で、議論を巻き起こした。
その“詐称男”には有罪判決が下されている。
なおムン・チェウォンは2007年のドラマ『走れサバ!』でデビューした女優。『風の絵師』『華麗なる遺産』『王女の男』などのドラマを通じて大きな愛を受けた。今年2月にもドラマ『ペイバック~金と権力~』で視聴者に会った。
所属事務所の公式立場全文は、以下の通り。
◇
当社は2023年3月頃、多数の匿名コミュニティで俳優ムン・チェウォンへの侮辱、名誉毀損、悪意のある誹謗、虚偽事実流布など悪性掲示物の作成者を相手に法的対応を公示した後、以降も繰り返し掲示した加害者の証拠資料を収集し、法務法人ソジョンを通じて警察署に告訴を進めました。法律代理人から現在までに渡された刑事告訴の進行状況をお知らせします。
捜査機関の機密維持協力のため、以下の内容で具体的な事件番号、特定ニックネームなど詳細内容は公開しにくい点、ご了承ください。
まずこの2年間、持続的なモニタリングを通じて証拠を収集し、2023年3月頃、ソウル龍山警察署にアーティストに対する根拠のないデマ掲示文を作成、名誉を傷つける氏名不詳者の他2人を俳優に対する名誉毀損の疑いで告訴状を提出し、告訴人の陳述まで終えました。
それでもまた別の加害者が、捜査が進行中であるにもかかわらず、匿名という点を悪用してコミュニティで同じ方式で侮辱と悪質な行為を繰り返しており、当社は9月頃、俳優の追加的な被害が発生しないように、継続する加害者に対して該当掲示物・コメントまですべて集めて氏名不詳の他、12人に対する追加告訴を進行中です。
特に当社は今回の追加告訴に、ムン・チェウォンに対するデマと収益創出のための悪意のあるYouTubeチャンネルと巧妙な組み合わせで作られたショート映像ユーチューバーを特定して告訴するだけに、加害者の身元を最後まで探して法の審判を受けさせるという強い意志で、この過程でいかなる合意や善処もないことを明確に申し上げます。
当社は俳優が芸能人として甘受する部分だと考えて長い時間耐えてきましたが、掲示映像と文章の水位がますます高くなり、執拗になり、毎日大変な精神的苦痛を体験しており、このような侮辱、名誉毀損、悪意的誹謗、虚偽事実流布など悪性掲示物が根絶されるよう悪性掲示物に対する証拠資料樹立および補完、モニタリングを行い、無寛容の原則の下で最も強力な法廷対応を継続していきます。最終処分まで多少時間がかかっても、再発防止および俳優の名誉のために最後まで追跡に乗り出すことをもう一度約束します。
ありがとうございます。
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