韓国時代劇『オクニョ』、最終回では描き切れなかった“史実”とは?

2019年12月06日 テレビ #韓流時代劇

韓国時代劇ドラマ『オクニョ 運命の女(ひと)』。昨年から今年4月にかけてNHK総合テレビで放映され、最近もテレビ東京系列の『韓流プレミア』で放映されて人気だった。

そもそも『オクニョ』の舞台となっているのは、16世紀半ばの朝鮮王朝時代。朝鮮王朝第13代王・明宗(ミョンジョン)の治世の時代だ。

ただ、王といっても明宗にはほとんど実権はなく、私利私欲に執着する数多く悪人たちが朝鮮王朝を牛耳っていた時代だったといわれる。

【注目】『オクニョ』最終回前に総まとめ!ドラマは歴史的事実をどこまで反映していたのか

そして、ドラマでも描かれてきた通り、当時の朝廷を握っていたのは明宗の母・文定大妃(ムンジョンテビ)。ドラマでキム・ミスク演じた文定大妃は1565年に64歳で死去しているが、歴史書『朝鮮王朝実録』で文定大妃は「罪人」となっている。

妖艶だが悪女だったチョン・ナンジョンの最期

ただ、史実ではこの文定大妃以上の悪女として歴史に記録されているのが鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)だ。詳しく紹介していこう。

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