カンボジアから届く韓国有名人の相次ぐ訃報に疑問が提起された。
6月12日、YouTubeチャンネル「芸能裏大統領イ・ジンホ」には「もう3回目?BJアヨンのカンボジアミステリーはなぜ?!」というタイトルの動画が公開された。
先立って同日、6日にプノンペン近くの村で発見された遺体が、30代のインターネット配信者でインフルエンサーのアヨンさん(32)だったことが報じられ、衝撃をもたらした。
現地警察が遺体を遺棄した疑いなどで検挙した30代の中国人夫婦は6月4日、自身らが運営する病院で治療を受けていたところ、アヨンさんが突然発作を起こして亡くなったと警察に供述したという。
イ・ジンホは「現地の消息筋によると、アヨンさんは6月2日にカンボジアに到着し、2日後に病院で点滴もしくは血清注射を打って亡くなったが、顔に殴打の跡があり、様々な疑問を生んでいる」と話し始めた。
そして、「アヨンさんは一人で現地に行ったわけではない。知人の女性と同行したというが、一緒に入国した間柄にもかかわらず、アヨンさんがいなくなってから3日間、何の通報もしなかったそうだ。輸液または血清注射を打って死亡した場合は、医療事故であって犯罪ではない。そのような状況にもかかわらず、あえて遺棄した」と説明。
続けて「遺棄する方法も疑問に思う点が一つや二つではない。遺体を遺棄して町の溝のようなところに遺棄した。カンボジアはジャングルや密林のようなところが多いそうだ。『深いジャングルの中で遺棄していたら分からなかったのに、なぜこんなに詰めが甘いのか』と思う。単純な医療ミスなら一体なぜ発見後のアヨンさんの顔が分かりにくいほど損傷がひどいのか」と疑惑を提起した。
イ・ジンホは「カンボジア現地関係者に聞いた結果、アヨンさんとソ・セウォンさんが安置された冷凍倉庫は同じ場所だ。アヨンさんが発見されたのはプノンペンから約1時間離れているが、現地の状況があまりにも劣悪で遺体を保管できるところは、その寺院しかないという。そのため、そこに安置された。ただ、関係者によると、顔がかなり損傷された状態で、形が分からないほどだとか」と強調した。
イ・ジンホは「相次ぐカンボジアでの疑問死に、現地韓国人の不安感は高まっているが、領事館さえ口を閉ざしている。アヨンさんと一緒に行った女性でさえ、領事館では明らかにしていない」と述べ、衝撃を与えている。
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