アカウント共有対策の実施によって、転換点を迎えているといえるNetflix。100あまりの国に対策を拡散したと発表したなか、『イカゲーム』を筆頭にヒット作を多く作り出してきた韓国はどうなったのだろうか。
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5月23日(現地時間)、複数の海外メディアは、Netflixが家族以外の他人とのアカウント共有禁止対策を実施したと報じた。最大の市場であるアメリカをはじめ、イギリスのユーザー約400万人にも同内容がメールで公示された。
ユーザーに送られたメールには、「あなたのネットフリックスアカウントはあなたとあなたの家族のためのものだ。家族以外の人と共有するためには、他の人が費用を支払う新しいメンバーシップに移行したり、基本費用の他に毎月追加費用を払わなければならない」と書かれていた。アメリカでの追加料金は月額8ドルだという。
このような共有禁止措置は、まだすべての国に適用されているわけではない。去る2月、手始めにカナダ、ニュージーランド、ポルトガル、スペインなど一部地域でアカウント共有対策を導入し、今回追加でアメリカ、メキシコ、イギリス、ドイツ、フランス、香港、シンガポールなど施行される。
遡ること2017年、Netflixは「愛はパスワードを共有すること」とアカウント共有を勧めていたが、6年を経て態度を変えることとなった。ただし、『イカゲーム』などの世界的ヒット作で最高収益をもたらした韓国に関しては、まだ導入可否を検討中だとされている。
「アカウント共有はビジネスの構築だけでなく、投資を通じて会社を改善する長期的な能力を悪化させる」と伝えたNetflixは、「費用を支払わずにログインを試みるデバイスは(一定期間)遮断する」と確固たる方針を強調した。
(記事提供=OSEN)
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