様々な分野で経済効果をもたらす…Netflix、4年間で韓国コンテンツへ約3兆ウォンの投資計画を発表

2023年04月25日 社会 #Netflix

動画配信サービスNetflixが、今後4年間で25億ドル、韓国ウォンで約3兆ウォン(約3000億円)以上を韓国コンテンツに投資する計画を発表した。

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世界的な景気低迷による投資萎縮のなかでも、Netflixは韓国進出以後、一度も韓国コンテンツに向けた投資を止めたことがない。実際、Netflixは2016年から2021年までに約1兆ウォン(約1000億円)以上を投資してきた。今回の追加の投資発表は、とともに成長するパートナーとして韓国クリエイターへの無限の信頼を示しているとも言える。

Netflixは韓国クリエイターとの協業を通じて、韓国の大衆文化に爆発的なシナジーをもたらし、“初”と“最高”というタイトルを更新している。

まだ誰も超えることができていないNetflix歴代1位のヒット記録を持つ『イカゲーム』が世界有数の授賞式を席巻し、作品性と大衆性を全て立証したのはもちろん、最近Netflixが発表した第1四半期実績では『ザ・グローリー ~輝かしき復讐』が歴代非英語TV部門コンテンツの中で最も多く見たコンテンツ5位に上がったと言及された。

(画像=Netflix)

歴代非英語TV部門コンテンツ10本には、1位に『イカゲーム』、4位に『今、私たちの学校は…』、5位に『ザ・グローリー』、7位に『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』と計4作品が名を連ねている。

特筆すべき点は、韓国コンテンツだけでなく、これらを製作する韓国クリエイターにも世界の関心が拡大したという点だ。Netflixの投資は立派な作品の製作を越え、特殊効果(VFX)、特殊メイク(SFX)、撮影後の(Post Production)、資金調達(Production Finance)、現場支援などコンテンツ製作全般に寄与している韓国企業と共に成長する好循環の構造を作ることで差別化される。

計り知れない経済効果

特に、Netflixを通じた韓国コンテンツの興行を基に、成長幅が最も目立っている点は、コンテンツの現地化を担当する吹替および字幕業界だ。吹替は一時、斜陽産業とみなされていたが、韓国コンテンツの海外輸出が活発になったことで復活している様子だ。

代表例として、吹替および字幕専門メディアグループである「iyuno SDI」グループは、Netflixとのパートナーシップを結んだ2015年当時は約10カ国語で支援していたが、2021年には約60カ国語の吹替が可能なインフラを持つグローバル企業へと成長している。

特殊視覚効果や特殊メイク、色補正、音響などコンテンツ制作の細部段階を担当するパートナー社も、持続的な成長傾向を見せている。特に、中国の「禁韓令」(限韓令、韓国コンテンツの禁止令)による輸出制限以後、Netflixを筆頭にコンテンツを披露できるチャンネルが多様化し、新たな成長動力を確保した。

特殊メイク専門企業「セル」はm韓国コンテンツの興行により海外でも認められるグローバルポートフォリオを構築したと明かし、音響関連会社「LIVETONE」も2021年のエンターテインメントストリーミングサービスのためのコンテンツ物量が前年対比2倍以上増加したと強調している。

ほかにも、VFX専門企業は設立当時の2018年は10人にしかいなかったが、2021年には170人まで増加し、「デクスタースタジオ内の色補正(DI)担当事業部」も2021年に年間国内映画DI作業の約40%を担当するなど成長を続けていると明らかにした。

さらに、コンテンツ産業は付加価値の高い分野でIPを中心に、ウェブ漫画やウェブ小説および音楽など連係コンテンツ産業の活況を呈すると同時に、ファッションやビューティー、観光など異種産業にまで効果を伝えている。2021年、グローバルコンサルティンググループ「Deloitte」の調査によると、韓国コンテンツの世界的な興行を通じて国内コンテンツ産業を越えて関連分野全般で約5兆6000億ウォン(約5600億円)の経済的波及効果と約1万6000人の雇用創出効果が現れたと推定された。

(画像=Netflix)

波及効果が最も直接的に現れたのは、断然コンテンツ製作および配給の分野だ。撮影、編集、吹替および特殊効果など多様な国内クリエイターとの協業を通じて、当該分野で創出した経済的価値は約2兆7000億ウォン(約2700億円)に達すると同報告書は伝えている。

また、Netflixが紹介した韓国作品が世界的な韓国文化の拡散に寄与し、フード、ビューティー、ファッションおよび観光など異種産業分野でも約2兆7000億ウォン(約2700億円)の経済効果が創出されたことが分かった。このような変化は、韓流に対する国民の認識も変化させているようだ。

最近発表された全国経済人連合会の「韓流拡散に対する国民認識」アンケート調査によると、回答者の過半数は韓流が始まった2000年代初めに比べ、2023年現在は韓流の世界的立ち位置と影響力が40倍以上大きくなったと答えた。韓流が全世界に拡散された要因として最も多かった理由は、「プラットフォームの発展および多様化」だった。

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