メンバー1人が脱退したガールズグループNMIXX(エンミックス)が変化を迎えた。
【写真】NMIXX脱退のジニ、突然の近況報告「ソロデビュー?」
“ミックスポップ”というの自分たちのアイデンティティは守りつつも、より大衆性に神経を使った。
3月20日、NMIXXは1stミニアルバム『expérgo』の発売を控え、ソウル広津(クァンジン)区のイエス24ライブホールでメディアショーケースを開いた。
昨年のし烈なガールズグループの競争のなかで、それほど大きな成果を出せなかったNMIXXは、初のミニアルバムをリリースして反撃を狙う。
特に昨年末、メンバーのジニがグループを脱退して6人組に再編されてから初めて披露するアルバムで、新しい姿で跳躍を果たすことができるか、そのカムバックに注目が集まる。
まずジニ脱退後、6人組となった新しいスタートについて、リーダーのヘウォンは「デビューから現在まで、自分たちだけのカラーを見せるために熱心に努力してきた」とし、「グループが持つアイデンティティを熱心に具現し、さらに発展させるために努力している。これからもNMIXXを愛し、応援してくれると信じている」と震える声で答えた。
今回のアルバムにはタイトル曲『Love Me Like This』をはじめ、先行公開曲『Young, Dumb, Stupid』、そして『PAXXWORD』『Just Did It』『My Gosh』『HOME』の計6曲が収録された。
ソリュンは「多様性、連帯、結束を中心にドラマチックな世界観を盛り込んだ」と説明した。
タイトル曲『Love Me Like This』は、ストリートバイブスのバウンシーラップとR&Bスタイルのボーカルラインをミックスした曲だ。世界的プロデュースチームのLDN Noiseが編曲を担当した。トレンディなサウンドの上で、自らとお互いを愛せるようになった人々の真のつながり、変化過程を歌詞で表現した。
リリーは「初めて聞くやいなや、キャッチーなサビがずっと記憶に残った。ラップとボーカルをブレンドしたスタイルと躍動感あふれるサウンドがポイントだと思った」と話した。
NMIXXは、2つ以上のジャンルを1曲に混ぜて多様な音楽的な変形を試みる“ミックスポップ”ジャンルを今回も打ち出した。デビュー曲『O.O』と2ndシングルのタイトル曲『DICE』でミックスポップを相次いで披露し、自分たちの音楽的なアイデンティティを強固にした彼女たちは、今回のタイトル曲『Love Me Like This』だけでなく、先行公開曲である『Young, Dumb, Stupid』にHIPHOPと童謡を結合して新しい試みを続けた。
しかし一部からは音楽ジャンルの異質感で難解だという評価も受けた。これに対してリリーは、「NMIXXのアイデンティティを見せながらも、大衆に簡単に接することができるよう準備した」と話した。
『Young, Dumb, Stupid』で2種類のジャンルの音楽を結合した確実なミックスポップを見せ、タイトル曲『Love Me Like This』ではさらに自然に聞こえるよう大衆性にさらに重点を置いたという説明だ。
ヘウォンも「(今回の活動を通じて)私たちだけの個性と魅力を多くの方々にアピールできるよう努力する」とし、「今回の曲がもう少し大衆に近づけるミックスポップなので、さらに期待が大きい」と変化を予告した。
NMIXXはカムバック活動で初めて海外へショーケースツアーに出る。彼女たちは5月2日のシアトルを皮切りに、ロサンゼルス、ワシントンD.C.など北米8都市を回る。その後、アジアに移り、現地のファンに会う予定だ。
ジウは「夢に描いた単独公演をすることになってワクワクする。グローバルファンの方々に直接感謝したい」と胸をときめかせた。
2022年2月、TWICEやITZYに次ぐ、“ガールズグループの名家”JYPエンターテインメントがローンチしたNMIXXは、デビューから初動販売量22万枚を超えるなど、ファンを集めることには成功した。 根気強い3回目の活動を宣言したNMIXXが、JYPのガールズグループとしての自尊心を回復するかに注目が集まっている。
今回の活動目標についてギュジンは、「音楽番組で1位になりたい。アンコールステージを通じて、私たちの音色をもっとよく見せたい」という願いも付け加えた。
NMIXXの1stミニアルバム『expérgo』は、3月20日18時にリリースされる。
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