今回の公演について、現地メディア『En Cancha』によると、公演当日、観客の円滑な帰宅のために地下鉄の終電時間も延長されるたという。チリ現地で高い人気を博しているNCT 127の影響力を実感させるエピソードだ。
メンバーは公演中、あらかじめ用意したスペイン語でファンに呼びかけ、「地球の反対側から送ってくれる情熱的な愛が当然ではないということを知り、より一層感謝する。応援してくれる分、これからも頑張る」と感想を述べた。
なお公演前日の現地の空港には、入国するメンバーたちを一目でも見ようと数百人のファンが押し寄せた。当日は、チケットを入手できなかった多くのファンが会場外に集まり、“音漏れ”を聞きながら一緒に応援するなど、NCT 127のグローバルな人気を改めて確認させた。
勢いに乗るNCT 127は来る1月25日(現地時間)、コロンビア・ボゴタにあるモビスター・アリーナで追加公演を行い、1月30日に4thリパッケージアルバム『Ay-Yo』を発表する。
◇NCT プロフィール
2016年デビュー。活動グループ、メンバー数の制限がないという新たなコンセプトを持った次世代K-POPグループ。日本、韓国、中国、台湾、香港、アメリカ、カナダ、マカオといった多国籍な23人で構成されており、日本からはユウタ、ショウタロウの2人が所属している。これまで2016年に組まれたNCT Uを筆頭に、NCT 127、NCT DREAM、NCT2018、WayVなどの派生ユニットが誕生している。NCTは「Neo Culture Technology」(ネオカルチャーテクノロジー)の頭文字を取って名付けられた。