女優チェ・ジンシルがこの世を去って、いつの間にか11年が過ぎた。
今日(10月2日)から11年前の2008年10月2日、チェ・ジンシルは享年39歳の短い生涯を終えた。当時、突然の悲報に誰もが衝撃を受けた。
何よりも多くの人に愛される“トップ女優”であったため、その悲しみと衝撃はあまりに大きかった。
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チェ・ジンシルは、20歳だった1988年にデビューし、1992年に出演したドラマ『ジェラシー』で大ブレイク。以降も『恋の香り』『アスファルトの男』『星に願いを』など、数多くの作品に出演して、国民的女優となった。
また明るくポジティブなイメージで広告業界でも引っ張りだことなり、20数年間で140余の広告に出演し、トップスターとなった。
2000年に当時読売ジャイアンツの投手だったチョ・ソンミンと結婚。子供も生まれて幸せを築いたかに思えたが、2004年に離婚した。
チェ・ジンシルは女手ひとつで2人の子供を育てながらも、『バラ色の人生』で復帰し、2008年には『ラスト・スキャンダル』で完全復活を果たしたかのように見えた。
しかし2008年10月2日、突然人生にピリオドを打って、大衆を悲しませた。チェ・ジンシルが死を選択したのは、悪質な書き込みやデマに苦しんだからとされた。
この事件があって以降、韓国国会ではサイバー侮辱罪とインターネット実名制に対する立法が推進されることになる。
元夫であったチョ・ソンミンも2013年1月に極端な選択をして、この世を去っている。
10月2日に開かれた追悼式には、家族をはじめ、タレントのイ・ヨンジャも参加して故人を追悼した。イ・ヨンジャはチェ・ジンシルと親友だった。毎年、追悼式に出席している。
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