突然「結婚」を発表した『花より男子』キム・ヒョンジュン、濡れ衣を晴らすまでの全過程を振り返る

2022年03月01日 話題

“アジアのプリンス”として愛されたが、元恋人の訴訟に巻き込まれて暗黒時代を送ったSS501出身キム・ヒョンジュン。その後、長い法廷争いの末に最終勝訴し、復帰に青信号が灯ったが、今度は突然、結婚の近況を伝えて驚かせた。

【注目】キム・ヒョンジュンが結婚を発表…“第2の人生”始まる

キム・ヒョンジュンは去る2005年、ボーイズグループSS501のメンバーとしてデビューした。2009年のドラマ『花より男子~Boys Over Flowers』を通じて本格的な演技活動を始めた彼は、国内外の多くのファンに愛されて韓流スターに急浮上し、“アジアのプリンス”となった。

その後もアルバム活動だけでなく、『イタズラなKiss~Playful Kiss』『ドリームハイ』『感激時代~闘神の誕生』などに出演し、歌手兼俳優として活躍した彼だったが、2015年、元恋人Aさんの訴訟で危機を迎えた。

スターから“スキャンダルの代名詞”に

元恋人Aさんは当時、2014年5月にキム・ヒョンジュンの子供を妊娠したが、キム・ヒョンジュンの暴行によって流産した主張し、16億ウォン(約1億6000万円)の訴訟を提起した。

(写真提供=OSEN)キム・ヒョンジュン

それに対してキム・ヒョンジュン側は、Aさんの妊娠の主張は事実ではないと反論し、誣告(ぶこく)、恐喝、名誉毀損、訴訟詐欺などで告訴した。しかし検察は、Aさんに対する4つの容疑をすべて“嫌疑なし”とした。

キム・ヒョンジュン側は「暴行、流産と関連して嫌疑なしの処分を受けたのではなく、恐喝、詐欺、誣告、名誉毀損に対してだけ嫌疑なしの処分が下された」とし、「暴行と流産などに関連する部分は民事訴訟を通じて真実が明かされるだろう」と説明した。

Aさんが提起した訴訟について1審は、Aさんがキム・ヒョンジュンの暴行で流産したり、妊娠中絶手術を強要されたりしたとは見にくいと判断し、Aさんにキム・ヒョンジュンに対する1億ウォンの損害賠償金を支払うよう判決を下した。それと関連してAさんとキム・ヒョンジュンはいずれも判決に不服として上訴したが、控訴審でそれが棄却され、2020年11月12日の最高裁判所もキム・ヒョンジュンの手を挙げてAさんに1億ウォンの賠償を命じた。5年間におよぶ法廷争いの末に、事件が終止符を打ったのだ。

これとは別に、Aさんは2017年1月に名誉毀損、詐欺未遂などで刑事裁判を受けており、検察調査の結果、Aさんが妊娠や流産などの証拠を操作し、妊娠中絶を強要されたことも偽りであったことが明らかになった。

これについて裁判所は「2014年5月にキム・ヒョンジュンの子供を妊娠して暴行を受けて流産したというAさんの主張に疑いの余地はあるが、明らかに虚偽だと見るのは難しい」としながらも、2014年10月にあった妊娠および妊娠中絶強要については虚偽と判断でき、Aさんに詐欺未疑の容疑で罰金500万ウォン(約50万円)を宣告した。検察はこれを不服として上訴状を提出したが、裁判所は上訴審でもAさんに罰金50万ウォンを宣告した。

特にキム・ヒョンジュンはAさんとの訴訟中、“親子紛争”にも巻き込まれた。2015年9月初めにAさんが出産し、親子確認の結果、Aさんが生んだ子供はキム・ヒョンジュンの息子であることが確認された。

それだけでなく軍除隊後の2017年3月、飲酒運転をして警察に摘発され、批判を受けた。所属事務所側は「知人たちと酒を飲んでいた途中、駐車管理者から別の場所に移動してほしいと要請され、1kmにも満たない距離を移動して摘発された」と解明したが、CCTV確認の結果、キム・ヒョンジュンが飲酒後、帰宅のために3kmを超える距離を運転し、信号待機中に寝たせいで通報され、出動した警察によって摘発されたことがわかった。

議論のなかでも活動は止めず

(写真提供=OSEN)キム・ヒョンジュン

しかし、その後もキム・ヒョンジュンは活動を続けた。飲酒運転議論直後の4月にファンミーティングを開催し、除隊後の活動復帰を知らせ、2018年にはドラマ『時間が止まったら』を通じてテレビドラマ復帰した。

2019年には独立レーベル「HENECIA」を設立し、独自の歩みに乗り出して『NEW WAY』『SALT』『A Bell of Blessing』などのアルバムを発売するなど、精力的な活動を繰り広げた。

さらに2021年5月から11月まで半年にわたってマンスリーコンサート「プリズム」タイムを開催し、去る2月27日にもオン・オフライン無料コンサート「言いたい言葉」を通じてファンと会った。

そんななかキム・ヒョンジュンは、コンサートを通じて自分の結婚の事実を直接明らかにしてみんなを驚かせた。元恋人との事件終結後、2年も経たないで「既婚者」になったのだ。

この日、キム・ヒョンジュンは「私の人生を一緒に歩いてくれる方ができた」とし、「時期を考えて結婚式などはせず、静かに自分の人生のまた新しい始まりを皆さんの祝福のなかで始めたいと思い、この公演の場を借りて直接言葉をお伝えする。私の音楽人生を続けられるように、愛で支えてくれた皆さんが、私の人生の同伴者として一緒に立つ人にも家族としての信頼を見せてくれればありがたい」と明らかにした。

続いて、「相手は私と違って平凡な人なので、マスコミなどに露出せずに始めようと思う。気になるだろうが、皆さんの配慮とご了承をお願いする」と話した。

所属事務所も公式立場を発表し、「難しい時期であることを踏まえ、結婚式などの手続きは省略することになった。過度な推測は控えてくださるよう丁寧にお願いし、どうぞご了承ください」と伝えた。

結婚して新たなスタートを切ることになったキム・ヒョンジュン。今後の活動からますます目が離せない。

(記事提供=OSEN)

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