“スタイリング騒動”があった女優ソン・ジヒョが、論議後初となる公式席上に立った。
【注目】「スタイリストを変えろ!」“団体抗議”まで予告したファンの要求
ソン・ジヒョは12月2日、ソウルのKBSアリーナで開かれた授賞式「2021 Asia Artist Awards」に参加した。この日の授賞式に先立って、レッドカーペットに上がったソン・ジヒョは、オールブラックのロングコートと爽やかに額を出したヘアスタイルでシックな雰囲気だった。
先立ってソン・ジヒョは去る11月、インスタグラムを通じてヘアスタイルをショートカットにした近況を伝えた。しかしその後、11月28日に放送されたバラエティ番組『ランニングマン』(原題)を通じてソン・ジヒョのショートカット姿が披露されると、一部から不満の声が上がった。不揃いの前髪から少しラフに見えるヘアスタイルが、むしろソン・ジヒョの魅力を半減させているとの声だった。
オンライン上では「ソン・ジヒョだからあのヘアスタイルでも成り立っている」と、スタイリングに不満を表わした。
さらに一部のファンは「ソン・ジヒョのスタイリングと関連して残念な面が議論される状況が継続しており、これに対してファンはこれ以上、座視できないという結論に到達した」と声明文を発表。彼らは「昨年からソン・ジヒョのスタイリングに対する否定的な記事がポータルサイトに頻繁に上がり、オンラインコミュニティでは“スタイリングが残念な芸能人”として毎回、ソン・ジヒョが取り上げられる状況が続いた」と強調した。
そして所属事務所CREATIVE GROUP INGに対して、スタイリストの交代とコンセプトに合わない衣装の着用禁止などを強く求めた。
そんな“スタイリング騒動”後、初めて公式席上に姿を見せたソン・ジヒョは、ショートカットヘアをすっきりと整え、濃いメイクまで加えた姿で普段のイメージとは異なる強烈な印象を残した。騒動を意識したのか、力の入ったスタイリングには、「とても素晴らしい」と感心する声があった。
それでも「ベストではない」という指摘も続いた。そもそも短く切ったヘアスタイルが問題だっただけに、そのなかで最善の努力をしただけと残念がる声もあった。一部のファンは『ランニングマン』のときよりは改善されたが、相変わらずスタイリングが古いとし、「ソン・ジヒョの顔がもたせた」という評価を下している。
なお同日、ソン・ジヒョは100%ファンの投票で決まる「RET人気賞」を受賞。ステージに上がったソン・ジヒョは、司会のイトゥクが「ヘアスタイルよく似合う」と伝えると、「ありがとう」と答えた。
(記事提供=OSEN)
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