女優ソン・ジヒョ、初めての“魔女役”を振り返る「演じ方をたくさん考えた」【インタビュー】

2021年08月21日 話題 #韓国ドラマ

デビューから20年を迎えた女優ソン・ジヒョが、「過去も現在もこれからも頑張る」という覚悟を語った。「20年目も挑戦する気持ちを失いたくない」と述べ彼女の魅力が溢れた。

韓国メディア『OSEN』が8月18日に報じたところによると、17日にTVINGオリジナルドラマ『魔女食堂に来てください』(原題)のオンライン放送終了インタビューが行われ、ソン・ジヒョら出演者が参加した。

ソン・ジヒョは『魔女食堂に来てください』で数多くの挑戦をした。“魔女”という独特な役だけではなく、すべてが事前制作のドラマに出演することも初めてだった。彼女は「視聴者の立場で見られたが、視聴者の反応を見ることは難しかった。うまくいっているのかも分からなく、確認もできなかった」と難しさを振り返った。

(写真=Creative group ING)

特に、ソン・ジヒョが演じたチョ・ヒラは韓国では馴染みの薄い魔女というキャラクターだった。「視聴者に距離間を感じさせないよう、どう演じたら良いのかたくさん考えた」という。

そして、「役についての考え方を変えることができた最も大きなきかっけだった。魔女の部分と人間味の部分に差をつけてツンデレキャラにしようと努力した。どの作品も満足することはない。監督たちがしっかり支えてくれて、この作品を無事に終えることができた」と打ち明けた。

(写真=Creative group ING)

親切すぎても冷たすぎてもダメだった魔女役

ソン・ジヒョにとって残念だった点は、ドラマが全8話と短かったことだ。彼女は「すべてが事前制作で全8話なので少し残念だった。私の体感としてドラマが短く感じたが、ドラマの完成度は良かった」と述べた。

彼女が演じたヒラはビジュアルも魅力的だった。ソン・ジヒョは「ビジュアルに関してはスタッフに任せ、私は内面的な部分に気を使った。だから私が努力したわけではない。衣装のコンセプトや髪色などすべてを作ってくださったスタッフの皆さんに感謝する」と、スタッフへの感謝の気持ちを表した。

また、冷たい魔女の役柄を見事に演じたことについては、「ヒラは話を聞いてくれる人だと思った。魔女なので共感するようでしない態度を維持しなければならなかった。事情を聞いて共感し、合った料理を作らなければならない」とし、「あまりに親切でも、あまりに冷静でもダメだった。ジン(演者ナム・ジヒョン)との関係でも、ジンの話を聞いてあげなければならなかった。聞いているときも常に親切になり過ぎないよう気を使った」と明かした。

【関連】ナム・ジヒョンが『魔女食堂に来てください』で見せた”イメチェン”

(写真=Creative group ING)

去る2001年にモデルとしてデビューし、今年で20年目を迎えたソン・ジヒョ。「私はジャンルを区別しない。ただすべてが作品だ。仕事中毒な気がする」と話す彼女は、「新しいことに挑戦して、新しい人に出会う過程がとても面白い。それを楽しみたくて熱心に働いている。新しい人に出会い仲良くなる過程を楽しんでいる」という。

そして、「一生懸命に魔女というキャラクターを活かそうと努力した。もっと上手く私を見せられる作品があれば良いが今も良い。挑戦する気持ちを失いたくない。ある姿を考え行動するよりも、自分自身の姿を見せることの方がもっと重要だ」と語った。

バラエティやドラマなどを通じ、誠実に生きてきたソン・ジヒョは昔と変わらず真面目だった。変わらないことほど難しいことはないが、その難しさをやり遂げる女優として、ソン・ジヒョはより一層輝き続けるだろう

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