韓国で9月9日に再上映される映画『君の名は。』(監督:新海誠)が、相変わらずの人気を誇っている。
【写真】『君の名は。』韓国吹き替え版のヒロイン、キム・ソヒョン
韓国映画振興委員会の統合ネットワークによると、9月8日13時現在、『君の名は。』の前売り率は9.0%を記録している。これは9月9日に公開される映画のなかで、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に次ぐ、高い数字だ。
しかも今回の再上映は、4K専用映画館で上映される「4K ULTRA HDバージョン」のみ。それでこの数字を出しているのだから人気ぶりがうかがえる。
特にソウルの主要映画館では売り切れも出ており、再上映初日(9月9日)は、MEGABOXの江南店、東大門店、木洞店、新村店、COEX店ですべての回が完売となった。
日本でも大ヒットを記録した『君の名は。』は、韓国で2017年1月4日に公開された。公開直後から話題になり、370万人以上の観客を動員。韓国で公開された歴代日本アニメ映画で、『ハウルの動く城』(301万人)を超える最多観客動員数を記録した。
さらに『小説 君の名は。』など関連書籍もオンライン書店で売上1位を記録し、主題歌を歌ったRADWIMPSの音楽が収録されたオリジナル・サウンドトラックも大手書店などで売上1位を獲得するなど、ちょっとしたブームとなった。
2017年6月にGoogle Koreaが発表した同年上半期の検索ワードランキングで、「君の名は」が1位になったりもした。
なお韓国では9月2日から、『言の葉の庭』『秒速5センチメートル』など新海誠監督の全作品と会える特別企画展が開催されている。
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