BTS(防弾少年団)がドイツの有名ラジオDJから差別発言を受けた。
ドイツのラジオ番組『bayern3』のDJであるMatthias Matuschikは、2月25日(韓国時間)の放送回でBTSが英国ロックバンド・コールドプレイの『Fix you』をカバーしたことについて言及した。
彼はBTSのカバーについて「冒涜」と表現し、「BTSはコロナウイルスのような略語で、彼らに対するワクチンがあることを願っている。BTSは北朝鮮で20年間休暇を過ごす資格がある」などと皮肉った。
先立って2月24日に放送された『MTV Unplugged Presents: BTS』では、BTSが『Fix You』をはじめ『Life Goes On』『Dynamite』などを披露している。中でも『Fix You』のステージはドイツでもYouTube急上昇動画になるほど人気で、コールドプレイも公式SNSにBTSの動画をシェアしながら「美しい、Love」と称賛していた。
Matthias Matuschikの発言に対してBTSのファンらが「明らかな人種差別だ」「BTSに謝れ」など、抗議の声を上げると、『bayern3』側は2月26日に謝罪を表明。「問題の発言は司会者の個人的な見解で決して意図したものではない」とし、「多くの人が彼の言葉に傷ついたという事実は変わらない。申し訳ない」と伝えた。
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