人気絶好調のパク・ソジュン、海外進出にも積極的? 「心の準備はできている」【インタビュー後編】

2020年08月23日 映画 #パク・ソジュン

Netflixで好評配信中のドラマ『梨泰院クラス』を通じて、韓国に留まらない絶大な人気を確固たるものにしたパク・ソジュン。

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最近彼の存在を知った日本の視聴者にとっては、同作の主人公パク・セロイのイメージが強いかもしれないが、韓国では以前から“絶対的なラブコメ職人”として多くのファンをときめかせていた。

そんなパク・ソジュンが圧倒的な存在感を見せたドラマといえば、2018年に放送された『キム秘書はいったい、なぜ?』だろう。放送当時には、パク・ソジュン演じるナルシスト副会長ヨンジュンのキャラクターが大きな反響を呼んだ。

現在日本では、パク・ソジュンの新たな魅力に触れることのできる主演映画『ディヴァイン・フューリー/使者』(キム・ジュファン監督)が公開中だ。

前述の『梨泰院クラス』、そして『ディヴァイン・フューリー/使者』は、パク・ソジュンがラブコメのイメージを払拭しようと試みた“新たな挑戦”だったという。

パク・ソジュンは前回のインタビューで、「同じようなキャラクターを演じることはファンにとって喜びかもしれない。しかし、ファンの気持ちが離れるリスクを負ってでも、自分自身に変化を与えるターニングポイントは必要だ」と語っている。

似たようなキャラクターを選択することで人気をキープすることも大事だが、パク・ソジュンは新たな挑戦を通じて俳優として一層成長することを選んだのだ。

実際に、既存のラブコメから逸脱して不条理に立ち向かう熱血青年を演じた『梨泰院クラス』は、熱い人気が今でも冷めることを知らない。

パク・ソジュンは『梨泰院クラス』への出演を決めた当時、このように話している。

「今までラブコメドラマを4回ほどやった。キャラクターはすべて違ったと思う。それでも、ジャンルの雰囲気から来る印象は強いもので、自分自身にもラブコメのイメージが強く残っていた。自分の年齢に合った、今の自分が最も上手に表現できる演技を続けたい」

『ディヴァイン・フューリー/使者』に関しては、韓国映画の新たな可能性にも興味があったという。

「キム・ジュファン監督の新しい試みに拍手を贈りたかったし、僕がその試みに貢献することにも意味があると思った。ハリウッドの資本とは比べ物にならないが、自分たちができる最大限を使って本当にたくさん準備して、たくさん努力した作品だと感じる」

最近は海外進出に積極的な俳優も少なくない。

パク・ソジュンは、今後のビジョンについて「今は変化する時代だ」と切り出し、こう話している。

「僕自身もなにかひとつに落ち着くよりは、新しいことに対して心を開いて受け入れようとするし、準備もしっかりするほうだ。機会があるなら、海外でも活動してみたい。

いつもまっすぐ立っている自分でいたい。ときにはいろんなことが滞ることもあるかもしれないが、それでも常に開けた人でいられるよう努力する」

出演作品ごとに、無限の可能性を感じさせるパク・ソジュン。チャレンジ精神にあふれ、前向きな姿勢は人々に一層の期待感を抱かせるだろう。(了)

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