オリンピックにも出場した元新体操選手のソン・ヨンジェが、自身の妊娠と出産にまつわる“本心”を告白して話題だ。
【写真】「体力がすごい」ソン・ヨンジェの“計画”にネット騒然
ソン・ヨンジェは6月16日、自身のYouTubeチャンネル「sonyeonjae」で「なんで誰も教えてくれなかったんですか~ソン・ヨンジェのリアル妊娠・出産経験談大公開」と題した動画を公開。妊娠から出産に至るまでのエピソードや経験談などを打ち明けた。
「夫は子どもを早く持つことを望んでいた。でも、私はそれほど急いでいなかった。『1年くらい経ってから考えよう』と言っていたけど、その1年があっという間に過ぎていった」と語るソン・ヨンジェ。
「計画していた季節が近づいたとき、突然涙があふれてきた。『このようにして自分の人生を諦めなければいけないのかな』という考えが浮かんで、たくさん泣いた」と当時の心境を振り返った。
ただ、そんな彼女を支えたのは夫の一言だったという。「夫は心を痛めながらも、『そう考えるのは当然だ』と言ってくれた。その言葉で気を引き締めた」と明かす。
ソン・ヨンジェは“自然に子どもを授かりたい”という思いから、夫婦で1カ月間のヨーロッパ旅行を計画した。すると、帰国後に妊娠が判明したようで、「旅行に行って来たら赤ちゃんができた」と笑顔で語る。
胎児の性別を知った瞬間の心境も語られた。「私は絶対に女の子だと思っていたので、男の子だとはまったく想像もできなかった」と話し、「夫は病院にいつも付き添ってくれたが、男の子とわかったときは涙を流していた」と打ち明けた。
また、妊娠中の体の変化に対する本音も。「最初は体型の変化が心配で気を付けていたが、日本へ胎教旅行に行ってから太り始めて、1カ月で4kgも太ってしまった。病院でも『なぜこんな急に太ったのか』と尋ねられた」と笑い交じりに話す。
そして、妊娠期間で最も良かった点については、「誰からも何も言われない雰囲気が良かった。手さえ伸ばせば水がもらえるような、配慮されている感覚がとても良かった」と話した。
最後には、妊娠中に自身を献身的に支えてくれた夫への感謝も忘れなかった。ソン・ヨンジェは「妊娠中は夫が本当によくしてくれた。100点の夫だった。でも、出産後はちょっと変わったかもしれない」と、冗談めかしながら微笑んでいた。
(記事提供=OSEN)
◇ソン・ヨンジェ プロフィール
1994年5月28日生まれ。韓国・ソウル出身。身長165cm。元新体操選手で、2010年広州アジア大会では韓国人初の個人総合・銅メダルを獲得。その後も2012年ロンドン五輪個人総合5位、2014年仁川アジア大会・金メダル、2015年光州ユニバーシアード夏季大会・金メダル、2016年リオ五輪個人総合4位という結果を残した。2017年2月18日に引退を発表し、2019年3月から新体操教室LEAP STUDIOをオープン。現在は指導者兼CEOとして活動し、新体操の有望株発掘や育成に努めている。2022年8月、金融業界に務める9歳年上の一般男性と結婚。2023年8月に妊娠し、2024年2月20日に第一子となる息子の出産を発表した。
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