主演映画2作の成功で許された雰囲気のある“薬物騒動”ユ・アイン、ついに最高裁の判断が下される日時が決定

2025年06月17日 ニュース #ユ・アイン

薬物事件で裁判にかけられている俳優ユ・アインに対し、最高裁の判断が下される。

【写真】ユ・アインとソン・ヘギョ、“密着”2ショット

6月17日、複数の韓国メディアによると、最高裁第1部(主審:マ・ヨンジュ大法官)は、来る7月3日午前10時10分にユ・アインと関連した事件に対する判決を行う。

ユ・アインは、2020年9月から2022年3月にかけて薬物を181回使用し、2021年から2022年にかけて他人名義で睡眠薬を44回不正に処方されたとして、麻薬類管理法違反(向精神薬)などの容疑で在宅起訴された。

1審では懲役1年が宣告されたが、今年2月の控訴審では懲役1年、執行猶予2年、罰金200万ウォン(約20万円)、追徴金154万8000ウォン(約160万円)、社会奉仕80時間、薬物治療講義40時間の受講が命じられ、釈放された。

ユ・アイン
(写真提供=OSEN)ユ・アイン

控訴審の裁判部は、「(ユ・アインは)長期間にわたって不眠症やうつ病に悩まされ、十分に眠ることができなかった。痛みの緩和と睡眠のために少量の麻薬を使用したと見られる」とし、再犯しないと誓っている点、5カ月を超える期間にわたって拘束され反省の時間を持った点、同種の犯罪で処罰を受けた前科がない点などを考慮したと量刑理由を明らかにした。

ただし検察側が上告したことで、事件は最高裁まで持ち越されることとなった。

ユ・アインはその後、3月に韓国で公開された映画『スンブ:二人の棋士』で復帰し、5月30日公開の映画『ハイファイブ』(原題)でも主演を務めて好評を博している。

『スンブ』を通じて、第23回ディレクターズカット・アワードで男優賞候補にノミネートされるなど、韓国映画界が徐々にユ・アインを受け入れる空気が広がるなか、最高裁の最終判断に注目が集まっている。

◇ユ・アイン プロフィール

1986年10月6日生まれ。本名オム・ホンシク、韓国・大邱(テグ)出身。2003年のドラマ『四捨五入』でAraの恋人役を演じ一躍有名に。デビューから1年でファンミーティングが開催されるほど異例の速さで人気を高めるが、芸能活動を一時休止。2006年から活動を再開し、様々なドラマや映画で助演を務める。2010年のドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』で強い存在感を発揮し、ドラマ『ファッション王』『チャン・オクチョン』『密会』、映画『ワンドゥギ』『ベテラン』『王の運命 -歴史を変えた八日間-』『バーニング 劇場版』『#生きている』などの話題作に出演した。

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