女優ムン・チェウォンがバラエティ番組『SNL KOREA』放送後に浮上した性的表現をめぐる議論のなかで、自身の心境を明かした。
ムン・チェウォンは5月11日、自身のSNSを通じて「こうした舞台は初めてでとても緊張したが、『SNL』のすべての制作陣と作家の方々、シン・ドンヨプ先輩、そして最高の俳優たちと特別な時間を過ごした」と綴り、番組収録現場の写真を投稿した。
続けて「私も最善を尽くしたが、不慣れな姿も映っていたかもしれない。現場に来てくださった観客の皆さんにも本当に感謝している」と付け加えた。
ムン・チェウォンは、5月10日に配信されたCoupang Playのバラエティ番組『SNL KOREA』シーズン7に、6番目のホストとして出演し、“19禁”のカップル演技を披露した。
彼女は「カンガルー恋愛」というコーナーで、キム・ウォンフンと幼なじみという設定のもと、やんちゃなふざけた行動を見せた。
ムン・チェウォンは、キム・ウォンフンに「楽に短い体操服のズボンに着替えなよ」と勧め、彼が着替える様子を見守った。
キム・ウォンフンが驚いた様子を見せると、ムン・チェウォンは「私たち、子どもの頃は一緒にお風呂に入ってたじゃない。何をそんなに驚いているの」と言い、「でも、あんた、だいぶ大きくなったみたいね」と応じた。
さらに彼女はキム・ウォンフンに「うつ伏せになってみて」と言い、主要部位に足を乗せて「1段、2段、3段！」と叫びながら激しくこする動作をした。
その後もムン・チェウォンは、キム・ウォンフンがシン・ドンヨプの悪ふざけでビールを浴びた際、タオルで拭いてあげていたが、突然キム・ウォンフンの股間あたりをタオルで激しくこする場面もあった。
放送後、一部のネットユーザーからは「一線を越えた過度な性的表現だ」として批判の声が相次いだ。
過激さだけでなく、「内容そのものが下品」という声も上がり、「明白なセクハラだ。これが性別逆だったらもっと大問題になっていただろう」といった反応も見られた。
そんななかでムン・チェウォン本人が心境を伝えたことで、騒動が一段落するか注目される。
◇ムン・チェウォン プロフィール
1986年11月13日生まれ。2007年のドラマ『走れ！サバ』でデビューし、翌年の時代劇『風の絵師』で注目を浴びた。同作を通じて、SBS演技大賞ではムン・グニョンと共に女性同士でベストカップル賞を受賞している。その後も『華麗なる遺産』『王女の男』『優しい男』『グッド・ドクター』『悪の花』『ペイバック～金と権力～』などに出演。チョコミント好きとしても知られている。
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