aespa・カリナのおかげで、炭酸飲料「スプライト」のブランド認知度と好感度が高まっている。
今後、スプライトの売上増加とブランド忠誠度上昇にカリナが相当な影響力を与えると見られる。
コカ・コーラコリアが披露した新たなデジタル広告で、辛い食べ物とスプライトの食べ合わせを披露したカリナ。「スプライトは辛さを破る!」という一言が、スプライトの清涼感を倍増させる。
カリナの強烈なビジュアルと痛快な台詞は、広告の公開直後、コカ・コーラの公式YouTubeチャンネルとインスタグラムを通じてあっという間に拡散され、再生回数数百万回を記録中だ。
話題の動画は、カリナが辛いラーメンとトッポッキを食べる場面から始まる。舌先に広がる辛さが与えるスリルと、スプライトがこの辛さを強烈に洗い流す清涼感が、カリナの堂々とした表情と調和している。
コカ・コーラの関係者は「辛い食べ物を探すトレンドが今年も続くと予想される。辛い味の経験をより一層強調するスプライトのピリッとした爽やかさを見せるために、今回の広告を企画した」と明らかにした。
ここ数年間、辛さを求めるトレンドが続いている。
韓国のMZ世代(1980年代半ば~2010年生まれ)は辛い食べ物を食べながらストレスを発散し、これをSNSに共有することを一つの“遊び”として楽しんでいるという。
コカ・コーラコリアはカリナと共にした広告の撮影現場を盛り込んだメイキングフィルム映像も公開する予定で、これを通じて広告の余韻を継続しファンを増やしていく戦略だ。
スプライトが人気の反面、カリナをモデルに抜擢したビール「KRUSH(クラッシュ)」(ロッテ七星飲料株式会社)は、初期興行に失敗している。
当時、クラッシュは若い世代を攻略するというコンセプトで披露し、既存のビールと差別化したイメージを強調するために第4世代アイドルを代表するaespa・カリナを前面に出した。
カリナ効果は、明らかにブランド認知度の向上に繋がるが、クラッシュの場合、突出した成果を出せずにいる。これは製品のコンセプトとターゲット層の不一致が不振の原因と分析される。
スプライトとは異なり、ビールは主に男性消費層が多いという点で、カリナの影響力が制限的だったという解釈もある。
スプライトはカリナの波及力をストーリーテリングとオーダーメード型製品として結合し、アイデンティティを明確にすればクラッシュの反転を成し遂げることができるだろう。クラッシュが破れなかった市場の壁をどのように崩すか、注目だ。
そんなカリナは現在、スプライト、クラッシュの他にイタリアの正統コーヒーブランドのPASCUCCI(パスクッチ)、各種ビューティーブラッドのアンバサダーとして活動している。
◇カリナ(KARINA) プロフィール
2000年4月11日生まれ。本名ユ・ジミン。卓越したダンススキルで、グループの顔といえる存在。練習生時代には本名名義で、SHINee・テミンのソロ楽曲MV出演している。また、グループ内最高身長の167cmを誇るスタイルの持ち主で、脚も非常に長い。出演したラジオ番組で明らかにした特技は、その長い脚を生かした「足で物を拾うこと」で、服やリモコン、ハンガーなどを拾えるそう。あだ名はサンリオキャラクターのクロミに似ていることから「カロミ」と呼ばれている。2024年2月27日に俳優イ・ジェウクとの交際を認めるも、わずか5週間後の4月2日に破局した。
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