約10年にわたって不倫関係を続けている女優のキム・ミニ(42)、映画監督のホン・サンス(64)が新たな生命を授かったことにより、ネット上では賛否の声が上がっている。
1月17日、韓国メディア『ディスパッチ』はキム・ミニが自然妊娠し、現在6カ月目だと報道。今春に出産予定だという。
妊娠が発覚したのは去年夏で、ホン・サンスは妊娠の確認や検査、定期検診などにも同行し、献身的にパートナーを支えているという。
しかし、子供はホン・サンスの“婚外子”として家族関係登録簿に記載される。というのも、ホン・サンスには本妻がおり、離婚していないため、書類上、子供の母親は本妻になってしまうのだ。ただ、キム・ミニが単独で自身の戸籍には載せることはできる。
ホン・サンスは家庭があったにも関わらず、映画『正しい日 間違えた日』(15)でヒロインとして起用したキム・ミニと恋人関係に発展。翌年に「愛し合っている」と公言し、以後、長らく“不倫関係”を続けている。
その後、2019年にはホン・サンスと本妻の離婚訴訟が行われたのだが、有席配偶者の離婚請求は原則的に認められていないことから、離婚したいという原告(ホン・サンス)の請求は棄却されることに。離婚したくても“離婚できなかった”というわけだ。
本来であれば喜ばしいニュースではあるものの、“複雑な関係”にある2人のため、ネット上では賛否両論が上がっている。「真の愛だ」「2人の花道を歩いてほしい」「クールで素敵」「最後まで輝く愛を見せてください」などのコメントがある一方、「赤ちゃんに何の罪があるのか」「赤ちゃんが心配だ」「婚外子なので、成長しながらどれほど傷つけられるだろうか」「全く祝おうと思えない」、「恥ずかしい親に育てられる子供が可哀そう」など、手厳しい意見も少なくない。
いずれにしても、何の罪もない子供に悪影響が及ぶことだけは避けてもらいたい。
(記事提供=OSEN)
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