Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』に関する“重大ネタバレ”で物議を醸す女優パク・ギュヨン。“SNS誤爆”騒動の余波はしばらく続きそうだ。
パク・ギュヨンは去る1月8日、インスタグラムのストーリー機能を通じて『イカゲーム』撮影現場での写真を投稿した。
昨年12月26日より配信中の『イカゲーム』シーズン2(以下、『イカゲーム2』)ではピンクガード(兵士)のカン・ノウル役を演じ、注目を集めたパク・ギュヨン。彼女が投稿した写真でも、ピンクガードのコスチューム姿で椅子に座り、休憩する様子を伝えた。
一見、ただの撮影の裏側に見えた写真には特大のネタバレが隠れていた。パク・ギュヨンの隣で休息を取っている男性が、同じくピンクガードのコスチュームを着用していたからだ。マスクを脱いで休憩中の男性を目にしたネットユーザーは、同人物が『イカゲーム2』にも出演したとある俳優ではないかと推測した。
ただ、その俳優が演じたキャラクターに関する詳細なストーリーはまだ公開されていない。つまり、同俳優がネットユーザーの推測通りピンクガードであれば、今年公開予定の『イカゲーム』シーズン3(以下、『イカゲーム3』)の内容に大きくかかわるネタバレとなる。
Netflixがネタバレ防止のため、これまで徹底的なセキュリティを維持してきたという点でも、パク・ギュヨンの投稿は波紋を呼んだ。実際、Netflixオリジナルバラエティ『ザ・インフルエンサー』の優勝者オーキングは、内容をネタバレしたという理由のため、優勝賞金3億ウォン(日本円=約3250万円)の支給が取り消された経緯がある。
Netflixはパク・ギュヨンのネタバレ投稿について、「現時点では議論中のことはない」と明言を避けている。ただ、パク・ギュヨンのインスタグラムは現在、『イカゲーム3』のネタバレに怒ったネットユーザーによるコメントが殺到している状態だ。
世界的にヒットしている『イカゲーム』なだけに、パク・ギュヨンのネタバレ投稿も全世界から関心が集中した。海外メディアも彼女の投稿写真に注目し、ネタバレが正しいかどうかを取り上げている。
こうした騒動の深刻さを考慮して、パク・ギュヨンは本日(1月10日)予定されていた出国スケジュールを「非公開」に変更した。
パク・ギュヨンは広告撮影のため、10日午前に仁川(インチョン)国際空港を通じて出国する。本来は出国前にフォトタイムが設けられていたが、『イカゲーム』ネタバレ騒動の影響もあってフォトタイムは中止となり、非公開でスケジュールを進めることになった。
なお、『イカゲーム3』は2025年中旬の公開を予定している。
(記事提供=OSEN)
◇パク・ギュヨン プロフィール
1993年7月27日生まれ。韓国・釜山出身。韓国の名門大学・延世大学在学中に、大学生向けフリーペーパー「テハクネイル」のモデルとして活動。それを見たJYPエンターテインメントの関係者からスカウトされ芸能界へ。2018年の映画『怪物たち』(原題)では、1人2役を務めたことでも話題になった。2020年には『サイコだけど大丈夫』で、主人公ムン・ガンテ(演者キム・スヒョン)に思いを寄せる看護師ナム・ジュリ役を熱演。Netflixで配信された『Sweet Home -俺と世界の絶望-』では、清純なイメージとは一転してロックな雰囲気漂うユン・ジス役を演じ、女優としての幅広さを見せている。
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