東方神起やJYJの元メンバーであるユチョンが、日本でアーティスト活動を続けている。
ユチョンは12月18日、日本デビューミニアルバム『Where I Walk』をリリースした。去る11月13日には収録曲『Get Over』を先行配信していたが、アルバムリリースを通じて本格的に日本でソロデビューを果たした。
そんなユチョンは日本で積極的に活動を続ける。
まず、12月21日に東京都のZepp DiverCity、23日に大阪府のZepp Namba、24日に福岡県のZepp Fukuoka、26日に神奈川県のKT Zepp Yokohamaで、日本ツアー「PARK YUCHUN 2024 X-mas tour『Where I Walk』を開催する予定だ。
また、クリスマス当日の25日には、代々木公園野外ステージでクリスマスライブ「PARK YUCHUN X-mas LIVE IN 代々木公園」も開催する。
そして、2025年1月31日にはホテルニューオータニ、2月7日には横浜迎賓館で「2025年 Park Yuchun ディナーショー」も開催する予定だ。
ユチョンは韓国で物議を醸したさまざまな騒動によって、現在は韓国国内ではなく、日本を主な活動の舞台を移したようだ。
これに先立ち、ユチョンは2016年に性的暴行疑惑に包まれた。強かんなど4件の告訴事件と関連して、すべて嫌疑なしの処分を受けたが、2019年には麻薬を使用した疑いで起訴され、懲役10カ月、執行猶予2年の判決を受けた。
ユチョンは当時、緊急記者会見を通じて「決して麻薬をしなかった。したとすれば引退する」と潔白を主張したが、麻薬検査で陽性反応が出たため、麻薬使用の容疑が認められた。捜査の結果、麻薬類管理法違反の疑いで懲役10カ月、執行猶予2年、保護観察及び麻薬治療、追徴金140万ウォン(日本円=15万円)を言い渡された。
執行猶予で釈放されたユチョンは2021年、長年ともにしたマネージャーと手を組んで芸能事務所を設立し、引退を翻して海外を中心に活動再開に乗り出した。だが、所属事務所と対立することになったほか、税金の高額滞納が明らかになるなど、韓国で多数の問題を起こした。こうした経緯もあってか、現在も韓国国内ではなく、海外で主に活動を続けている。
◇パク・ユチョン プロフィール
1986年6月4日生まれ。韓国・ソウル出身。身長180cm。小学校高学年からデビュー前までアメリカで生活。2004年に東方神起のメンバーとしてデビュー。グループ脱退後、ジュンス、ジェジュンとともにJYJを結成。歌手として活躍する一方で、ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』『ミス・リプリー』『屋根部屋のプリンス』などを通じて俳優としても高く評価された。2019年7月、麻薬を使用した容疑で懲役10カ月、執行猶予2年の判決を受けた。
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