2024年もあっという間に年末を迎えた。日本はもちろんのこと、お隣・韓国の芸能界でも大小さまざまな出来事があったが、あなたの最も印象に残ったニュースはなんだろうか。
そこで、スポーツソウル日本版編集部では韓国芸能界の「2024年5大ニュース」をさまざまなジャンルに分けて選出。ポジティブな話題から人々を驚かせた騒動まで、今年1年間で注目を集めた話題をまとめてみた。
今回は「男性アーティスト」カテゴリより、レジェンドグループBIGBANGの復活を振り返る。
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時が経ってもBIGBANGは“レジェンド”だった。
BIGBANGがG-DRAGONの新曲『Home Sweet Home』で2年7カ月ぶりに集結したのに続き、23日に京セラドーム大阪で開かれた「2024 MAMA AWARDS」(以下、「MAMA」)に完全体で登場した。
「MAMA」ではG-DRAGONに続いてSOL(テヤン)とD-LITE(テソン)がサプライズで登場し、3人が揃ったBIGBANGに会場は熱狂した。後輩歌手もファンたちも皆歓声を上げ、レジェンドの帰還を喜んだ。
この日、ホストの女優キム・テリは「時間を超越する音楽の力とはどれほど偉大なのか、作品を通じて学んだ。全世界が歓喜するK-POPの時代を導いたカルチャーアイコンの舞台が繰り広げられる」とG-DRAGONの舞台を紹介した。
9年ぶりの「MAMA」出演で話題を集めたG-DRAGONは、“K-POPレジェンド”らしいパフォーマンスでスタートを切った。彼は2017年にリリースしたソロ曲『Untitled、2014』で幕を開き、10月にサプライズリリースしたばかりの新曲『POWER』を披露した。
持ち前の余裕たっぷりなパフォーマンスに強烈なラップ、表情演技で会場の雰囲気を盛り上げた。
続いて、22日に公開された新曲『Home Sweet Home』を披露。BIGBANGメンバーのSOLとD-LITEがフィーチャリングした同曲には、BIGBANGがファンと大衆のそばを一瞬も離れたことがないというメッセージが込められている。
BIGBANGが新曲をリリースしたのは2022年4月の『Still Life』以来となる。THE BLACK LABELの代表としても知られるTEDDY、ラッパーのKUSH、音楽プロデューサーのCHOICE37など、BIGBANGの全盛期にともに制作していたプロデューサーたちが再び集結したことから、BIGBANGらしさが詰まった一曲となっている。
特に、「MAMA」では予告になかったBIGBANG完全体のステージが実現したことで、会場の熱気は最高潮に達した。
『Home Sweet Home』では、SOLとD-LITEが1人ずつステージに上がる度に会場が吹き飛ぶような歓呼が沸き起こった。彼らは、抜群の歌唱力と抜群のカリスマ性で、G-DRAGONとともに幻想的なステージを披露した。
パフォーマンスを見ていた後輩グループのSEVENTEEN、TOMORROW X TOGETHER、(G)I-DLE、aespa、ZEROBASEONE、BIBIもBIGBANGの舞台に歓声を上げた。現場にいたすべての観客も誰のファンなど関係なく、「BIGBANG!」を連呼して爆発的な反応を示した。
パフォーマンスの最後には、最大のヒット曲『BANG BANG BANG』と『FANTASTIC BABY』のステージを披露し、ファンはもちろん授賞式に参加した多くの芸能人を総立ちにさせた。
ネット上でも熱い反応が続いた。BIGBANGのステージを見たファンたちは「やっぱり、さすが」「感動が感じられる舞台」「今年最高の14分」などの反応を寄せた。
これまでソロ活動をほとんどしていなかったG-DRAGONがカムバックを迎え、テレビ番組などに出演し、活発に活動しているという点も印象的だ。
G-DRAGONは10月放送のトークバラエティ番組『ユ・クイズON THE BLOCK』(tvN)に出演したのに続き、YouTubeチャンネル「家にD-LITE 」でD-LITE 、SOLと共演したことでも話題を集めた。
さらに、来年にはキム・テホPDが演出する新バラエティ番組への出演を予告しており、来年までBIGBANGの活躍は続くものと見られる。
長い空白期を終えて帰ってきた“18年目のレジェンド”BIGBANG。「寂しいと言うな、君の居場所に僕がいるんだから」という『Home Sweet Home』の歌詞のように、K-POPの全盛期を導いた彼らが再び見せてくれる姿に、ファンの注目が集まっている。
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