SEVENTEENが今年もK-POP初・最高記録を更新し、トップクラスの人気を得ていることを証明した。
12月16日、韓国音楽チャートのサークルチャートは、SEVENTEENが2024年1~11月に販売したCDの累計販売枚数が976万1390枚だと発表した。
昨年に続いて、2年連続でCD販売枚数“1000万枚アーティスト”という金字塔に一歩近づいた。最新アルバムだけでなく、過去作の人気も未だ根強い彼らが、12月の集計を控えた状況で1000万を達成するのは不可能なことではない。
そんなSEVENTEENは今年、4月にベストアルバム『17 IS RIGHT HERE』、6月にジョンハン×ウォヌの1stシングル『THIS MAN』、10月に12thミニアルバム『SPILL THE FEELS』をリリースし、各種新記録を塗り替えてきた。
まず、『17 IS RIGHT HERE』はK-POPベストアルバムとして最多初動販売枚数(発売直後の1週間の販売量)を記録し、10日後にはトリプルミリオンセラーを達成した。ジョンハン×ウォヌの『THIS MAN』もやはり、K-POPユニットのCD最多初動販売枚数を更新している。
そして『SPILL THE FEELS』は、今年リリースされたK-POPアルバムの中で唯一、初動販売枚数300万枚を越え、11月までに400万枚近く販売された。これは今年リリース作品の最多記録だ。
さらに、11月にリリースした日本4thシングル『消費期限』は、月間の累計出荷枚数が50万枚を越え、日本レコード協会ゴールドディスクの「ダブルプラチナ」認定を獲得した。
彼らの成果はそれだけでない。1月の「SEVENTEEN TOUR'FOLLOW'TO ASIA」を皮切りに、3~5月に「SEVENTEEN TOUR'FOLLOW'AGAIN」、7月に「SVT 8TH FAN MEETING」を開催し、現在は「SEVENTEEN[RIGHT HERE] WORLD TOUR」を展開するなど、コンサートも活発だ。
特に今年はK-POPアーティストとしては初めてマカオ・オリンピックスタジアムで単独公演を行ったのに続き、ソウルワールドカップ競技場、神奈川・日産スタジアムなど超大型スタジアムに立ち、その人気を証明した。
彼らは「SEVENTEEN[RIGHT HERE] WORLD TOUR」を含め、計36公演で110万人以上のオフライン観客を動員。オンライン(ライブストリーミング、ライブビューイング)の観客を合算すると、年間総観客数は150万人に達する。
新しい挑戦も続いた。SEVENTEENは6月、K-POPアーティストとして初めてイギリスの「グラストンベリー・フェスティバル」のメインステージに立ち、現地メディアから「K-POPマエストロが歴史を作った」(『NME』)などの好評を受けた。さらに、9月にはドイツ「ロラパルーザ・ベルリン」のメインステージにヘッドライナーとして出演し、ヨーロッパのリスナーに強烈な印象を与えれいる。
また、アメリカの4大音楽授賞式に挙げられる「2024 MTV Video Music Awards」で「Best Group」、「2024 Billboard Music Awards」で「Top K-pop Touring Artist」を受賞するなど、もはやアジアの枠にとどまらない世界的な地位を実感させた。
音楽面のみならず、ユネスコの青年親善大使として国際社会でも存在感を放った。昨年の第13回「ユネスコ青年フォーラム」でK-POPアーティストとして初めてユネスコ本部の演壇に上がったが、今年6月にはユネスコの青年親善大使に任命された。彼らはユネスコに100万ドル(約1億5000万円)を寄付し、全世界の青年支援プログラムを開始した。
今年も多方面で活躍を続けたSEVENTEENは、来年にはデビュー10周年を迎える。時とともに輝きを増し続ける彼らの未来に注目が集まる。
(記事提供=OSEN)
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