韓国HIPHOPグループ、DJ DOCのイ・ハヌルが、麻薬に関するデマを流布したという疑いで立件されたとの報道に対して立場を明らかにした。
9月9日、イ・ハヌルの所属事務所ファンキータウンは公式立場文を通じて、「(ラッパーの)Juvie Trainおよび、彼の所属事務所代表イ氏がイ・ハヌルを刑事告発したことは事実だ。ただし、報道された内容の立件という表現は捜査機関に事件が受け付けられ、事件番号が付与された時を指し、その疑いの有無に対する捜査機関の判断が下されたわけではない」と明らかにした。
続けて、「私たちもJuvie Trainとイ氏を詐欺、横領、電子記録損害による業務妨害、位階などで告発し、彼らもまた麻浦(マポ)警察署に立件されて現在は捜査が進行中だ。そのほかにも追加で犯罪行為が確認され、刑事告発のための準備をしている」と説明した。
そして、「だんだんと泥仕合になっているようで、疲労を感じる皆さんもいらっしゃると思う。これに対しては、まず深い謝罪を申し上げる」としつつも、「釈明のために反論せざるを得ない状況なので、少し長くなっても説明を差し上げたいと思う。ご了承ください」と付け加えた。
イ・ハヌル側によると、今回の事の発端は、Juvie Trainに収入がなくて生活が苦しかった時期、イ・ハヌルが彼をファンキータウンに推薦して給与をもらいながら生活を維持できるように、手助けしようと努力したことだという。
イ・ハヌル側は、「新曲にJuvie Trainをフィーチャリングとして参加させようとしたし、これは本人の収益の一部が分けられることを甘受しながらも、Juvie Trainがイベント費を稼いで生活できるようにすることが目的」とし、「Juvie Trainはこれに対してイ・ハヌルに感謝の気持ちを表現したりもした」と話した。
それとともに、「それでも彼らはイ・ハヌル氏の前ではこういう行動をしながら、入社から1カ月も経たないうちにイ氏とともに撮影費用などの支給先を会社に虚偽で知らせ、本人たちが個人的に流用するなどの犯罪行為を行ってきた」として、「実際に彼らは解雇後、本人たちが脅迫で予告したように色々な証拠を絞り込み、巧妙に事実関係を操作して労働委員会および労働庁にこれを告発し、同時にマスコミプレイを始めた」と話した。
また、イ・ハヌル側は「現在、イ・ハヌル氏は後輩歌手を助けようとした心が、このような結果として戻ってきたことで、深い裏切りを感じている状況」とし、「このほかにも、数多く申し上げることができなかった事実関係や証拠があるが、これは捜査機関を通じて明らかになると判断し、長く説明することはできないという点を理解して下さるとありがたい」と伝えた。
なお、ジュビトレインは同日午前、所属事務所を通じて、イ・ハヌルが「Juvie Trainが常習的な麻薬犯罪者」というデマを流布したことで、8月に麻浦署に刑事立件されて被疑者として調査を受けていると明かしていた。
(記事提供=OSEN)
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