自らを同性愛者とカミングアウトしているタレントのホン・ソクチョンが浮気をした元恋人について暴露した。
ホン・ソクチョンは8月26日に放送された『親友ドキュメンタリー 4人用の食卓』(原題)に出演し、「オランダ人の彼氏と3年半一緒に暮らした」と告白した。
続けて「彼氏は私に会う前まで自分のアイデンティティを知らなかったが、クラブで私を見て一目惚れし、その日から私を愛し始めた」と明らかに。「彼氏が初対面から一週間後、『自分には妻がいる。オランダから妻と一緒に韓国に働きに来た』と言ってきた。私が、『そんな付き合いはしたくない』と言ったら離婚した」と打ち明けた。
ホン・ソクチョンは「それがありがたくもあったが、重荷になった。いつもどこかに出かけると、周りから『隣にいる外国人の友達は誰?』と聞かれた。英語を教えてくれる友達だと紹介したら、彼が『私はあなたの英語の先生ではない』と怒った」と当時を振り返った。
「結局、彼氏とニューヨークに発った。しかし、生活費が底をつきて、ニューヨークに彼氏を残して再び韓国に戻ってお金を稼がなければならなかった。 まだアメリカに定着できていない彼氏にお金を送ったりもした。彼が就職するまでお金を送り続けた。そうしてこそ私も行けるから」と説明。
「彼氏は離れて4~5カ月後に新しい彼氏ができた。彼氏は『君がいなくて、遠くにいたから浮気をした』と言っていた。別れてからも1年間、お金を送り続けた」と言い、視聴者を驚かせた。
なおホン・ソクチョンは、韓国で初めて同性愛者であることをカミングアウトとした芸能人として知られている。韓国における性的マイノリティに対する認識を変えた先駆者であり、彼に続き、カミングアウトする芸能人も増えた。
前へ
次へ