NewJeans所属事務所ADORの元社員がセクハラなどの暴露を続けているなか、パワハラの“録音”を労働庁に提出すると明かした。
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発端は今年3月、ADORの元社員ではる女性B氏は、役員A氏からパワハラを受けたとして申告した。この件に関して7月、現地メディア『ディスパッチ』はミン・ヒジン代表がB氏の苦情を無視したと報じるとともに、対話内容を公開して波紋が広がった。
その後、B氏はインスタグラムアカウントを作り、様々な情報を暴露し続けている。
B氏はA氏から、「男2人でご飯を食べるより、若い女の方が雰囲気も良い」という性差別的発言を聞いたとし、「ミン・ヒジン代表は、私が申告をした当日から調査が終わってまでも積極的にA役員の疑惑なしを主張し、その過程であらゆる侮辱を日常的にしてきた」と主張した。
ミン・ヒジン代表、A氏からの“心からの謝罪”を願ったがB氏。だが、ミン・ヒジン代表は8月13日、法律代理人を通じて、何と18枚もの反論文を発表したのだ。
「そもそも、このことはB氏とは関係なく、私の解任を推進するための無理難題を提起する目的で発生したものと推定される」として、「私がA氏だけを一方的に庇ったとか嘘をついたとかなどのデマを流布する一方、代表理事として中立的で客観的ではなかったという歪曲された事実を前面に出し、ディスパッチと同じ主張をして公開謝罪を要求するなど、おかしな流れを察知し、これ以上は個人間の問題ではないと判断される」と反論した。
その後、B氏は、A氏から申し訳ないという長文のメッセージ、そして親会社HYBEから謝罪と再調査するという内容のメッセージが届いたと明らかに。しかし、このメッセージが記事になったことで、A氏が謝罪を取り消したと報告した。
加えてA氏は19日、あるメディアのインタビューで「セクハラをしたことがない」と強調し、「B氏は、望まない酒の席に“幼い女性”担当者という理由で参加を要請され、性的な不快感を覚えたというが、そのような表現は使ったことがない。そして、その席は業務の席だった」と主張したのだ。
また、謝罪を取り消したことに対しては、「一時、上司として部下を慰めるつもりで送った」として、「私は認めたことはない。謝罪の意味はそのような意味ではなかったため、容疑を認めたのではないと説明した」と話している。
そんなA氏は、B氏に対する法的対応も考えているという。「一夜にして“社内いじめ加害者”、“セクハラ加害者”というレッテルが貼られた。容疑をきれいに晴らすため、告訴しなければならないという気がした」と明らかにした。
A氏のインタビューが公開されたあと、B氏はSNSに「論点ぼかし、避けることは禁止」として長文を掲載。また、ミン・ヒジン代表が申告をもみ消すために不当に介入したのか、A氏にコーチングをして私に悪口を言ったのか、同意なしにメッセージ、個人情報を公開したのかが核心論点だと説明した。
続けて、「残念ながら、最も論難になったセクハラ発言に対する録音は持っていない。副代表(A氏)の赴任から5日目のことなので、そのようなことを言われると予想する前だった」としつつも、「しかし、本人が認めた“男2人~”だけでも十分な問題だ。夜の突然の会議で40%の減給を受け入れても、抱負を明らかにしなければ脱落させるという“いじめ”の録音は保有している。労働庁にすべて提出する予定だ」と明かした。
そして、「(A氏が)謝罪を取り消したことで、ミン・ヒジン代表がA氏を前面に出すと予想したが、そのままになった。私はA氏を許せないから復讐しようとするのではない。申告を処理する過程でのミン・ヒジン代表の不公正さと、以降の偽りの釈明で被せられた無念な濡れ衣を晴らそうとしている」と強調した。
(記事提供=OSEN)
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