韓国プロサッカー連盟(以下、連盟)が、7月31日にソウルワールドカップ競技場で行われる「Coupang Playシリーズ」第1戦でトッテナムと対戦するチームKリーグの「ファンイレブン」メンバーを発表した。
「ファンイレブン」はKリーグ1全12チームが提出したチーム別のベストイレブンを基に、連盟の技術委員会(TSG)が各ポジションで4倍の数の候補を選んだ後、7月5日から14日までKリーグ公式アプリ「Kick」のファン投票を通じて、最も多くの票を得たFW3人、MF3人、DF4人、GK1人を選出した。
最多得票者は水原(スウォン)FCのエースであり、バルセロナ下部組織出身で“韓国のメッシ”とも呼ばれたFWイ・スンウ(26)だった。イ・スンウは計4万8086票と、全候補選手44人で圧倒的な得票数を記録した。
イ・スンウ以下では、FCソウルの元イングランド代表MFジェシー・リンガード(31)が4万6792票、大邱(テグ)FCのDFファン・ジェウォン(21)が4万5409票、大邱のブラジル人FWセシーニャ(34)が3万7235票、FCソウルのMFキ・ソンヨン(35)が3万4775票を得た。
FW部門では最多得票者のイ・スンウのほか、セシーニャ、蔚山(ウルサン)HD FCのFWチュ・ミンギュ(34/3万1843票)が選ばれた。
MF部門ではリンガード、キ・ソンヨンのほか金泉尚武(キムチョン・サンム)のMFイ・ドンギョン(26/3万1965票)が名を連ねた。
DF部門ではファン・ジェウォンとFCソウルのDFチェ・ジュン(25/3万4192票)のほか、全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースのDFパク・ジンソプ(28/3万1670票)と浦項(ポハン)スティーラーズのブラジル人DFヴァンデルソン(35/3万966票)が選出された。
GK部門では蔚山のGKチョ・ヒョヌ(32/3万1736票)が選ばれた。
なお、「ファンイレブン」に選ばれた11人のほか、今季最も優れた活躍を見せる22歳以下の選手1人を選ぶ「クープル・ヤングプレーヤー」として、江原(カンウォン)FCのFWヤン・ミンヒョク(18)が選出されている。
今後は、チームKリーグのコーチングスタッフが「ピックテン」として10人を追加で選出する。
追加選出の際には、ポジションと各チームごとの人数配分を考慮する。
このほか、チームKリーグに選出された選手がKリーグ1以外のチームに移籍したり、負傷などの理由で招集不可能となったりした場合は、連盟と所属チームが協議してメンバーから除外する。
選手の除外が発生した場合は、「ファンイレブン」投票の次点選手が代替選出される。
―FW
1位:イ・スンウ(水原FC)4万8086票
2位:セシーニャ(大邱FC)3万7235票
3位:チュ・ミンギュ(蔚山HD FC)3万1843票
4位:オム・ウォンサン(蔚山HD FC)2万2953票
5位:イ・サンホン(江原FC)1万5985票
―MF
1位:ジェシー・リンガード(FCソウル)4万6792票
2位:キ・ソンヨン(FCソウル)3万4775票
3位:イ・ドンギョン(金泉尚武)3万1965票
4位:チョン・ホヨン(光州FC)2万3466票
5位:オーベルダン(浦項スティーラーズ)1万6113票
―DF
1位:ファン・ジェウォン(大邱FC)4万5409票
2位:チェ・ジュン(FCソウル)3万4192票
3位:パク・ジンソプ(全北現代モータース)3万1670票
4位:ヴァンデルソン(浦項スティーラーズ)3万966票
5位:クォン・ギョンウォン(水原FC)2万3722票
―GK
1位:チョ・ヒョヌ(蔚山HD FC)3万1736票
2位:ファン・インジェ(浦項スティーラーズ)1万8820票
(文=ピッチコミュニケーションズ)
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