日本と戦う韓国女子バレー、VNL30連敗など代表不振に“女帝”キム・ヨンギョンら提言…何を伝えた?

VNLで苦戦が続く女子バレー韓国代表に、“女帝”ことキム・ヨンギョン(36)など代表引退した先輩たちが愛のある助言を伝えた。

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韓国では6月7日から9日にかけて、ソウルの蚕室(チャムシル)室内体育館で女子バレーのオールスターゲーム「KYK Invitational 2024」が開催された。

キム・ヨンギョンの代表引退試合として開催された同イベントは、7日にメディアデー、8日に「チーム大韓民国」対「チーム・コリア」による国家代表引退試合、9日には世界各国のスター選手を招待した「チーム・スター」対「チーム・ワールド」によるオールスターゲームを実施。

オールスターゲームには井上琴絵(34)や長岡望悠(32)ら元日本代表選手も出場するなど、キム・ヨンギョンとの“縁”で集った豪華メンバーによる試合が繰り広げられ、会場に駆け付けたバレーファンを熱狂させた。

キム・ヨンギョン、代表不振に「残念な思い大きい」

そんな「KYK Invitational 2024」では、7日に行われたメディアデーにおいて、キム・ヨンギョン、キム・スジ(36)、ヤン・ヒョジン(34)、ペ・ユナ(34)、ファン・ヨンジュ(37)、ハン・ソンイ(39)ら元代表選手6人が、現在の代表チームに対する評価と助言を伝えた。

2008年北京五輪や2021年東京五輪ではベスト4進出を果たすなど、かつては国際大会で強豪国と渡り合った韓国女子バレーだが、キム・ヨンギョンやキム・スジ、ヤン・ヒョジンら既存の主力が代表を引退してからは、いわゆる“過渡期”を経験している。

若い選手が主軸を担い、チームをけん引しているが、FIVBバレーボールネーションズリーグ(VNL)では2021年大会終盤から2024年大会序盤にかけて衝撃の30連敗。今大会第1週最終戦でタイを破り、約3年ぶりの勝利を収めたものの、その後は再び4連敗に陥った。

現在のVNLでは、第2週終了時点で1勝7分の勝ち点4で16チーム中14位に沈んでいる。

韓国国内ではVリーグ女子部を集めるのに対し、国際大会では代表の不振が続く。今夏のパリ五輪も、韓国は出場の可能性が事実上消滅している。東京五輪時は14位だった世界ランキングも、今や38位まで低迷した状況だ。

キム・ヨンギョン
(写真提供=OSEN)キム・ヨンギョン

このような代表の実情に、キム・ヨンギョンは「成績が良くなく、残念な思いが大きい。だからこそ、多くの方にもう少し、継続的に女子バレーへの関心を持ってもらいたいという願いがある。(後輩たちには)諦めず頑張ってほしい」とし、「代表に焦点を合わせられていない。Vリーグが代表に焦点を合わせ、選手たちはしっかりコンディション管理をし、国際大会に出場することが良いのではないかと思う。短い時間で何かを変えようとするよりは、もう少し長く見なければならないと思う。女子バレーが進むべき方向を設定しなければならない」と伝えた。

ヤン・ヒョジンは「昨年から、大会に出場しながら大変に感じる部分があると思う。選手たちにとっては突然の出来事かもしれない。国際舞台を経験していない選手が多い。誰かのせいにすることは難しい」と説明した。

キム・スジも「これからの宿題だ。女子バレーは関心こそ高いが、関心ほどの効率は出ていない。自分たち自身もたくさん悩まなければならないし、選手たちの参加率も高くなければならない。オリンピックに出場できたことは、代表に対する自負心として大きく残った。そのような自負心を得るためにも、参加率は高まってほしい」と強調した。

ファン・ヨンジュは昨季限りで現役を引退したハン・ソンイは、より具体的な方向を示した。

ファン・ヨンジュは「現在の代表というよりは、ユース育成から上手くしなければならないと思う。バレーは繊細であり、タッチが多くなければならない。時間をもっと長くかけなければ、より上手くなることはできない。下から着実にやってこそ、上手くできるきっかけになるのではないかと思う」と述べた。

ハン・ソンイ
(写真提供=OSEN)ハン・ソンイ

ハン・ソンイは「(既存の主力が)引退した後、若い選手に世代交代しながら経験する過渡期だと思う。選手たちに足りない点があるからといって、誰かが悪いというわけではない。代表戦に対する認識が変わらなければならない」とし、「選手だけでなく、韓国バレーボール協会や韓国バレーボール連盟、そして彼らだけでなく、バレー関係者たちが問題を深刻に考え、方向性を探す時間が必要だ。時間がかかっても重要だ。今の状態では来年、その次にも変わることはないと思う。深みのある討論を繰り広げ、バレー関係者たちが改善できる案を作ってほしい」と強調した。

韓国、“格上”日本に勝てばポイント大量獲得

フェルナンド・モラレス監督率いる女子バレー韓国代表は、福岡県の西日本総合展示場新館で開催されるVNL第3週で、6月12日の日本(同6位)との初戦を皮切りに、13日にフランス(同19位)、14日にイタリア(同4位)、16日にオランダ(同9位)と対戦する。

代表はVNL第3週出場のため、9日に仁川(インチョン)国際空港から福岡へ出発した。招集メンバー16人からはオポジットのイ・ソヌ(21)が肩の負傷のため外れ、一人少ない15人でVNLラスト4試合を戦う。

チーム最多得点者はエースのカン・ソフィ(26、韓国道路公社ハイパス)で92得点。全体では林琴奈(24)と並んで17位タイにつけている。

カン・ソフィ
(写真提供=OSEN)カン・ソフィ

ほかでは、ベストセッター部門でキム・ダイン(25、現代建設ヒルステート)が3位、ベストディガー部門ではハン・ダヘ(29、ペッパー貯蓄銀行AIペッパーズ)が8位に位置している。

なお、韓国はVNL第3週初戦で日本に勝利した場合、世界ランキングポイントを多く得られる。

セットカウント3-2勝利時は13.99ポイント、3-1勝利時は16.49ポイントで、3-0のストレート勝ちの場合は18.99ポイントを獲得できる。

女子バレー韓国代表
(写真提供=OSEN)女子バレー韓国代表

日本開催のVNL第3週に出場する女子バレー韓国代表メンバーは以下の通り。

―セッター

3 キム・ダイン(25、現代建設ヒルステート)

7 キム・ジウォン(22、GSカルテックス・ソウルKIXX)

20 パク・サラン(20、ペッパー貯蓄銀行AIペッパーズ)

―アウトサイドヒッター

10 カン・ソフィ(26、韓国道路公社ハイパス)

13 パク・ジョンア(31、ペッパー貯蓄銀行AIペッパーズ)

16 チョン・ジユン(23、現代建設ヒルステート)

19 ピョ・スンジュ(31、正官庄レッドスパークス)

22 パク・スヨン(20、興国生命ピンクスパイダーズ)

―ミドルブロッカー

11 チェ・ジョンミン(21、IBK企業銀行アルトス)

12 イ・ダヒョン(22、現代建設ヒルステート)

17 チョン・ホヨン(22、正官庄レッドスパークス)

―リベロ

4 ハン・ダヘ(29、ペッパー貯蓄銀行AIペッパーズ)

5 キム・チェウォン(26、IBK企業銀行アルトス)

ーオポジット

23 ムン・ジユン(23、GSカルテックス・ソウルKIXX)

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