ヴィッセル神戸とも対戦するトッテナムが、来日前に韓国でチームKリーグ(Kリーグ選抜)と対戦することが決まった。
韓国プロサッカー連盟は6月5日、来る7月31日20時よりソウルワールドカップ競技場で、Kリーグを代表する選手で構成した「チームKリーグ」が、トッテナムと「Coupang Playシリーズ」として親善試合を行うことを発表した。
チームKリーグとトッテナムの親善試合は、2022年の「Coupang Playシリーズ」以来2回目だ。
6万4100人の観客が訪れた2022年の試合はトッテナムが6-3で勝利したが、チームKリーグではFWチョ・ギュソン(26、現ミッティラン)、FWラルス・フェルトワイク(32、現CDカステリョン)、MF天野純(32、現横浜F・マリノス)が得点し、FWヤン・ヒョンジュン(22、現セルティック)が活躍を見せるなど、強い印象を残した。
また、チームKリーグは2023年の「Coupang Playシリーズ」でスペインの名門アトレティコ・マドリードと対戦し、終了間際にMFイ・スンミン(30)が決めた決勝ゴールで3-2の逆転勝利を収めている。
今年のチームKリーグを率いるのは、2023年シーズンのKリーグ1王者である蔚山(ウルサン)HD FCのホン・ミョンボ監督だ。ホン・ミョンボ監督は昨年に続き、2年連続でチームKリーグの指揮を執る。
チームKリーグのメンバーはファン投票と監督による選抜で構成される予定だ。ファン投票の日程と方式は後日公開される。
ホン・ミョンボ監督はトッテナムとの対戦決定に際し、「今年もKリーグの選手たちとともにCoupang Playシリーズに参加できて嬉しい。サッカーファンにとって忘れられない試合をプレゼントできるよう努力する」とコメントを伝えた。
2024年の「Coupang Playシリーズ」は7月31日のチームKリーグ対トッテナムのほか、8月3日にトッテナム対バイエルン・ミュンヘンの試合も行われる。トッテナム対バイエルンも、ソウルワールドカップ競技場で20時キックオフ予定だ。
トッテナムのFWソン・フンミン(31)とバイエルンのDFキム・ミンジェ(27)の韓国人対決にも注目が集まる。
なお、トッテナムは来韓前、7月27日に「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo」として、日本・東京都の国立競技場でヴィッセル神戸とも対戦する。
ちなみに、「Coupang Playシリーズ」のチケット事前販売は6月28日20時より行われ、「Coupang Play」アプリ内でのみ購入が可能だ。
試合に関する詳細とチケット購入方法については、公式サイトで確認できる。
(文=ピッチコミュニケーションズ)
前へ
次へ