トッテナムのキャプテンを務める韓国代表FWソン・フンミン(31)が、明らかに“スプリント距離”が多いことがわかった。
スイスのスポーツ研究国際センター(CIES)は4月6日(日本時間)、2023-2024シーズンに欧州サッカー連盟(FIFA)所属の上位10リーグで活躍中のFWを対象に、90分間のスプリント距離を測定した結果を発表した。
同測定で、ソン・フンミンは堂々と1位に名を連ねた。彼の90分当たりのスプリント距離は「433m」だ。
2位はレッチェのイタリア人FWロベルト・ピコリ(23)で「409m」で、3位タイにユニオン・サンジロワーズのアルジェリア人FWモハメド・エル・アミン・アムラ(23)とリバプールのウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス(24)で「405m」。そして、チェルシーのセネガル代表FWニコラス・ジャクソン(22)が「396m」と続いた。
2位以下の4人は全員1999年以降生まれの選手だ。1992年生まれのソン・フンミンと年齢差は大きく離れている。ただ、30代前半の年齢になっても、ソン・フンミンは依然として全盛期レベルの活躍を見せている。
今季は主に最前線でプレーすることの多いソン・フンミンだが、積極的に守備参加もするなど運動量も豊富だ。トッテナムのキャプテンとして、責任感を持ってスプリントを続けている。
何より、試合終盤にも衰えないスプリントをすることで、スコアポイントを着実に積み上げている。
ソン・フンミンは2023-2024シーズンのプレミアリーグで28試合に出場し、15ゴール9アシストを記録している。
“二桁得点&二桁アシスト”の達成が目前であり、アシスト王も十分狙うことができる。
◇ソン・フンミン プロフィール
1992年7月8日生まれ。韓国・江原道出身。身長183cm。大韓民国のサッカー選手で、サッカー大韓民国代表キャプテン。小学校と中学校ではサッカー部に所属せず、韓国代表経験のある父ソン・ウンジョン氏から直接指導を受けていた。2010年にドイツ・ブンデスリーガのハンブルガーSVでプロデビュー。その後、2013年に移籍したバイエル・レバークーゼンで2年連続二桁ゴールを披露し、2015年にプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーへと移籍。愛称は“Sonny(ソニー)”。
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