東京五輪出場を決めた韓国サッカー、U-23アジア選手権で起きた「下部リーガーたちの反乱」とは

2020年01月23日 サッカー
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韓国サッカーが東京五輪・男子サッカーの出場権を獲得した。

東京五輪のアジア最終予選も兼ねたAFC U-23選手権の準決勝でU-23オーストラリア代表を2-0で下し、3枠あるアジア代表の一角を務めることになった。

9大会連続のオリンピック出場だ。

大会前は、厳しい戦いになるのではないかと心配されていた。

中国、イラン、ウズベキスタンと同じグループCに属することが決まった2019年9月の組分け抽選会直後は、「死の組に入った」と各種メディアで報じられ、決戦前はキム・ハクボム監督が希望したイ・ガンイン(バレンシア)、ペク・スンホ(ダルムシュタット)の招集が不発に終わったことも懸念材料に挙げられていた。

戦前は「死の組」と不安視されるも3戦全勝

それでも初戦の中国戦ではアディショナルタイムにゴールを決めて1-0。第2戦のイラン戦では2-1。第3戦のウズベキスタン戦でも2-1の勝利を飾って「死の組」グループCを首位で突破した。

準々決勝のヨルダン戦では同点に追いつかれるも、後半のアディショナルタイムのFKで勝利をもぎ取り、1月22日の準決勝オーストラリア戦では後半に2点を奪って2-0。無敗で東京五輪出場権を手にしたのだから、立派の一言に尽きるだろう。

(写真提供=韓国サッカー協会)オーストラリア戦で2点目を奪ったイ・ドンギョン

個人的に驚いたのは、出場選手が毎試合異なったことだ。

中国戦からイラン戦では8人、イラン戦からウズベギスタン戦では6人、ウズベキスタン戦からヨルダン戦では7人、ヨルダン戦からオーストラリア戦では5人と、先発イレブンを毎試合入れ替えた。

唯一の欧州組として期待されていたチョン・ウヨン(SCフライブルク)の調子が悪いと見ると容赦なく控えに回し、常に早めの選手交代で先手を打つなど、今大会を通じてフィールドプレーヤー全員をピッチに送り込んだキム・ハクボム監督の用兵術と采配はさすがだった。

観客数242人もあったKリーグ2の選手たち

何よりも印象的だったのは、大会を通じて活躍したのがKリーグ2(2部リーグ)出身だったということだ。

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