「MLBワールドツアー・ソウルシリーズ2024」でロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレスと練習試合を行う若手主体の韓国代表「チーム・コリア」の最終メンバーが発表された。
韓国野球委員会(KBO)は3月7日、「KBO戦力強化委員会は春季キャンプの現場訪問を通じて、選手の負傷のリハビリ過程やコンディションのチェックなどを行い、最終リストを確定した」とし、35人のメンバーを発表した。
今年2月2日に発表された予備メンバー35人から、9人の選手が入れ替わった。
最たる例がナ・ギュンアン(25、ロッテ・ジャイアンツ)の除外だ。ナ・ギュンアンは最近、妻A氏がSNS上で自身の不倫及びDV疑惑を暴露。選手本人は疑惑を否定しているが、プライベート問題が物議を醸していた。
KBOは本紙『スポーツソウル』に対し、今回のメンバー変更について「個人のコンディションをチェックした後、戦力強化委員会の判断によるものだ」と説明した。
チーム・コリアに選ばれた35人は、投手17人、捕手3人、内野手9人、外野手6人という構成。
球団別ではSSGランダースとロッテが最多の5人選出で、次いで斗山(トゥサン)ベアーズとハンファ・イーグルスから各4人、KTウィズ、NCダイノス、KIAタイガースから各3人、LGツインズ、サムスン・ライオンズ、キウム・ヒーローズ及び国軍体育部隊の尚武(サンム)から各2人ずつ選手が招集された。
メンバーは昨年の杭州アジア大会やアジアプロ野球チャンピオンシップに出場した20代前半を中心に若手主体で構成。2005年生まれのファン・ジュンソ(18、ハンファ・イーグルス)、キム・テギョン(18、斗山ベアーズ)など高卒ルーキーも選ばれた。
コーチングスタッフの構成も確定した。
チームを指揮するのはリュ・ジュンイル監督で、アシスタントコーチ兼守備コーチは元LGツインズ監督のリュ・ジヒョン、投手コーチはチェ・イルオン、ブルペンコーチにチョン・ミンチョル、打撃コーチにチャン・ジョンフン、バッテリーコーチにカン・ソンウ、作戦コーチにユン・ジンホが選ばれた。
チーム・コリアは今回発表されたメンバー35人で、「MLBワールドツアー・ソウルシリーズ2024」のスペシャルゲームとして17日にパドレス、18日にドジャースと対戦する。
試合はいずれもソウルの高尺(コチョク)スカイドームで、19時より行われる予定だ。
以下、チーム・コリアの最終メンバー35人。
◇
△投手
―右腕投手
パク・ミョングン(19、LGツインズ)
パク・ヨンヒョン(20、KTウィズ)
ソン・ドンヒョン(23、KTウィズ)
イ・ロウン(19、SSGランダース)
チョ・ビョンホン(21、SSGランダース)
シン・ミンヒョク(25、NCダイノス)
クァク・ビン(24、斗山ベアーズ)
キム・テギョン(18、斗山ベアーズ)
チョン・ヘヨン(22、KIAタイガース)
チェ・ジュンヨン(22、ロッテ・ジャイアンツ)
ウォン・テイン(23、サムスン・ライオンズ)
ムン・ドンジュ(20、ハンファ・イーグルス)
―左腕投手
オ・ウォンソク(22、SSGランダース)
イ・ビョンホン(20、斗山ベアーズ)
イ・ウィリ(21、KIAタイガース)
チェ・ジミン(20、KIAタイガース)
ファン・ジュンソ(18、ハンファ・イーグルス)
△捕手
キム・ヒョンジュン(24、NCダイノス)
ソン・ソンビン(22、ロッテ・ジャイアンツ)
キム・ドンホン(19、キウム・ヒーローズ)
△内野手
ムン・ボギョン(23、LGツインズ)
パク・ソンハン(25、SSGランダース)
キム・ジュウォン(21、NCダイノス)
イ・ユチャン(25、斗山ベアーズ)
ハン・ドンヒ(24、ロッテ・ジャイアンツ)
ナ・スンヨプ(22、ロッテ・ジャイアンツ)
ノ・シファン(23、ハンファ・イーグルス)
ムン・ヒョンビン(19、ハンファ・イーグルス)
キム・ヘソン(25、キウム・ヒーローズ)
△外野手
カン・ベクホ(24、KTウィズ)
チェ・ジフン(26、SSGランダース)
ユン・ドンヒ(20、ロッテ・ジャイアンツ)
キム・ソンユン(25、サムスン・ライオンズ)
チョ・セジン(20、尚武)
チュ・ジェヒョン(25、尚武)
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